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薬剤師の転職で差がつく職務経歴書の書き方|採用担当者に刺さる例文・テンプレート・業種別ポイントを徹底解説【2026年最新】

薬剤師の転職で書類選考を突破するカギは「職務経歴書」にあります。処方箋枚数や服薬指導の実績、マネジメント経験といった薬剤師ならではの強みを数値で語り、応募先の業態に合わせてカスタマイズすることで、採用担当者の目に留まる書類が完成します。本記事では、職務要約から自己PRまで全項目の書き方を例文付きで解説し、調剤薬局・病院・ドラッグストアなど業種別のアピールポイントやNG例まで網羅しました。

目次

結論:薬剤師の職務経歴書は「数値×業態マッチ」で書類選考を突破できる

転職活動における書類選考の通過率は一般的に30〜50%程度といわれています。しかし薬剤師の場合、売り手市場とはいえ「業務内容を羅列しただけの職務経歴書」では、採用担当者に具体的な貢献イメージを持ってもらえず、選考落ちするケースが少なくありません。逆に、処方箋枚数・疑義照会件数・在宅対応実績・後輩指導人数などを数値化し、応募先の業態が求めるスキルに焦点を合わせた職務経歴書を作れば、通過率は大きく向上します。

本記事では、職務経歴書の基本構成(職務要約・職務経歴・活かせるスキル・保有資格・自己PR)のすべてについて、薬剤師向けの書き方とすぐに使える例文を掲載しています。さらに、調剤薬局・病院・ドラッグストア・企業といった転職先別のアピールポイントや、転職エージェントの添削サービスの活用法まで、実践的な内容をお届けします。

薬剤師向け職務経歴書の基本情報

項目 内容
書類の目的 これまでの業務経験・スキル・実績を採用担当者に伝え、「即戦力かどうか」を判断してもらうための書類
履歴書との違い 履歴書は学歴・資格などの基本情報、職務経歴書は「何ができるか」を詳しくアピールする書類
推奨枚数 A4用紙で1〜2枚(3枚以上は通過率が下がるとのデータあり)
作成方法 パソコン作成が主流。WordまたはWeb入力→PDF出力
基本構成 ①職務要約 ②職務経歴 ③活かせるスキル・経験 ④保有資格 ⑤自己PR
形式の種類 編年体形式(時系列順)・逆編年体形式(直近から)・キャリア形式(業務分野別)
おすすめ形式 転職回数が少ない方は編年体形式または逆編年体形式、転職回数が多い方や特定分野の専門性を強調したい方はキャリア形式
主なテンプレート入手先 マイナビ薬剤師、doda、ジョブメドレー、リクルートエージェント、ハローワークインターネットサービスなど

職務経歴書の全項目を例文付きで徹底解説

薬剤師の職務経歴書は「職務要約」「職務経歴」「活かせるスキル・経験」「保有資格」「自己PR」の5つの項目で構成するのが標準的です。それぞれの項目で採用担当者がチェックしているポイントと、実際に使える例文をセットで紹介します。

職務要約の書き方と例文

職務要約は、あなたのキャリア全体を3〜5行で簡潔にまとめるセクションです。採用担当者が最初に目を通す部分であり、ここで「詳しく読みたい」と思ってもらえるかどうかが決まります。勤務先の業態(調剤薬局・病院・ドラッグストアなど)、経験年数、担当業務のハイライト、管理薬剤師やかかりつけ薬剤師などの役職・実績を盛り込みましょう。

【例文:調剤薬局経験者の場合】

薬剤師として調剤薬局に通算8年間勤務。内科・小児科・整形外科を中心に1日平均80枚の処方箋を応需し、服薬指導・疑義照会・薬歴管理を担当。直近3年間は管理薬剤師としてスタッフ6名のマネジメントおよび在宅医療への訪問業務(月15件)にも従事。かかりつけ薬剤師として患者満足度向上に取り組み、指名数を前年比30%増加させた実績があります。

職務経歴の書き方と例文

職務経歴では、勤務先ごとに「どこで」「誰に対して」「どんな業務をしてきたか」を具体的に記載します。薬剤師の場合、勤務先の業態・規模・処方科目・処方箋枚数・薬剤師人数は必ず明記しましょう。業務内容は調剤業務・服薬指導・薬歴管理といった定型業務だけでなく、在宅医療・後輩指導・業務改善などの付加価値業務も漏らさず記載することがポイントです。

【例文:調剤薬局勤務の場合】

■株式会社〇〇薬局 △△店(20XX年4月〜現在)
【業態】調剤薬局(面調剤)
【処方科目】内科、小児科、耳鼻科、皮膚科
【処方箋枚数】1日平均80枚(月間約1,800枚)
【薬剤師人数】常勤4名・パート2名
【役職】管理薬剤師(20XX年4月〜)

<業務内容>
・調剤業務(散剤・水剤・一包化・無菌調剤含む)
・服薬指導(1日平均25件)、疑義照会(月平均15件)
・薬歴管理(電子薬歴システム使用)
・在宅患者訪問薬剤管理指導(月15件、施設・個人宅)
・新人薬剤師の教育担当(年間2〜3名)
・発注・在庫管理、レセプト業務
・かかりつけ薬剤師として30名の患者を担当

<主な実績>
・疑義照会によりプレアボイド報告を年間12件達成
・業務フロー改善により調剤過誤をゼロに(12ヶ月連続)
・在宅訪問件数を前年比40%増に拡大

活かせるスキル・経験の書き方

このセクションでは、応募先で即戦力として発揮できるスキルを端的に記載します。薬剤師の場合、テクニカルスキル(調剤技術・無菌調剤・抗がん剤ミキシングなど)とヒューマンスキル(コミュニケーション能力・チーム医療への参画・患者教育など)の両面をバランスよく記載するのがコツです。応募先の求人要件をよく読み、マッチする項目を優先的に上に配置しましょう。

【例文】

・調剤業務全般(散剤・水剤・一包化・無菌調剤)
・服薬指導・患者コミュニケーション(1日25件以上の対応経験)
・在宅医療(訪問薬剤管理指導、多職種カンファレンス参加経験)
・薬歴管理(電子薬歴〇〇システム操作可能)
・OTC医薬品の販売・相談対応
・スタッフマネジメント(最大6名)
・新人教育・実務実習指導薬剤師としての指導経験
・業務改善提案(調剤過誤防止プロジェクトリーダー経験)

保有資格の書き方

薬剤師免許は当然として、それ以外の資格がある場合は必ず記載しましょう。認定薬剤師、研修認定薬剤師、がん専門薬剤師、在宅療養支援認定薬剤師、実務実習指導薬剤師などの資格は、採用担当者にとって「一定レベル以上のスキルと自己研鑽の姿勢がある」と判断する材料になります。取得年月を正確に記載し、現在有効であることを明示してください。

【例文】

・薬剤師免許(20XX年XX月取得 / 登録番号 第XXXXXX号)
・研修認定薬剤師(20XX年XX月取得)
・日本薬剤師研修センター認定 漢方薬・生薬認定薬剤師(20XX年XX月取得)
・実務実習指導薬剤師(20XX年XX月認定)
・普通自動車第一種運転免許(20XX年XX月取得)

自己PRの書き方と例文

自己PRは、職務経歴書の中で最も「あなたらしさ」を伝えられるセクションです。採用担当者は自己PRから、「入社後にどう活躍してくれるか」「チームにフィットする人柄か」を読み取ろうとしています。抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードと数値実績を組み合わせて記載しましょう。

【例文:コミュニケーション力をアピールする場合】

私の強みは、患者さま一人ひとりに寄り添った服薬指導を通じて信頼関係を構築する力です。前職の調剤薬局では、かかりつけ薬剤師として30名の患者さまを担当し、服薬状況のフォローアップや生活習慣のヒアリングを丁寧に行うことで、指名数を前年比30%増加させました。また、在宅訪問業務では医師・看護師・ケアマネジャーとの多職種カンファレンスに月2回参加し、薬学的視点からの提案を積極的に行ってまいりました。貴社(貴院)においても、患者さまとスタッフの双方に信頼されるコミュニケーションを武器に、薬局全体のサービス向上に貢献したいと考えております。

志望動機の書き方についてさらに詳しく知りたい方は、薬剤師の転職で差がつく志望動機の書き方|職場別例文・NG例・採用担当者の本音まで完全解説の記事もあわせてご覧ください。

業種別・職務経歴書のアピールポイント

薬剤師の転職先は多岐にわたり、応募先の業態によって採用担当者が注目するポイントは大きく異なります。ここでは主要4業態について、それぞれの職務経歴書で特に押さえるべきアピールポイントを解説します。

調剤薬局への転職

調剤薬局への転職では、処方箋の応需枚数・処方科目の幅広さ・在宅医療への対応実績が評価されます。特に近年は、かかりつけ薬剤師としての実績や、在宅訪問件数を数値で記載できると強力なアピール材料になります。管理薬剤師の経験がある方は、スタッフ人数やシフト管理、売上管理といったマネジメント業務の詳細も忘れずに記載しましょう。また、複数の科目を扱った経験がある場合は「科目数が少ない薬局でも深さ・再現性が伝わるように」具体的なエピソードを添えることが重要です。

病院薬剤師への転職

病院薬剤師のポジションでは、病棟業務の経験・チーム医療への参画実績・専門分野での知識が重視されます。具体的には、医師・看護師との連携経験、病棟カンファレンスでの薬学的提案件数、抗がん剤ミキシングやTDM(薬物血中濃度モニタリング)の経験、院内感染対策委員会への参加実績などをアピールしましょう。認定薬剤師やがん専門薬剤師などの資格は特に高く評価されるため、取得済みの方は目立つ位置に記載してください。

ドラッグストアへの転職

ドラッグストアでは、OTC医薬品の販売経験・接客力・店舗運営スキルが求められます。調剤併設型の場合は調剤業務の実績に加えて、OTCカウンセリング件数や健康相談イベントの企画・実施経験もアピールポイントになります。売上数値や顧客対応件数など、数値化できる実績を積極的に記載しましょう。マネジメント経験がある方は、店舗の売上改善やスタッフ教育の成果を数値で示すと効果的です。

企業(CRO・製薬・CRC等)への転職

企業への転職を目指す場合は、薬局や病院での臨床経験をベースに、治験業務・DI業務・学術活動・論文執筆・学会発表などの実績を重点的に記載します。企業転職においては応募企業の事業内容や求人要件に合わせて職務経歴書の内容を大幅にカスタマイズする必要があります。PCスキル(Word・Excel・PowerPoint)や英語力がある場合は必ず記載してください。

薬剤師の転職経験者・採用担当者のリアルな声

職務経歴書の書き方に関して、実際に転職を経験した薬剤師や、採用に携わるプロフェッショナルからはさまざまな声が上がっています。

転職エージェントの添削で書類の質が激変した

薬剤師の転職経験者からは、「自力で書いた職務経歴書をエージェントに添削してもらったら、まったく別物になった」という声が多数見られます。特に、業務内容の羅列になっていた記載を「成果・数値・エピソード」ベースに書き換えることで、書類選考の通過率が飛躍的に向上したという報告が複数確認されています。

数字を入れるだけで説得力が段違い

SNS上では、「処方箋枚数や疑義照会件数を具体的に書いただけで面接に呼ばれるようになった」という体験談が共有されています。薬剤師人事・採用経験者の発信でも、「採用担当者が見ているのは処方箋枚数・科目数・マネジメント経験」と具体的なチェックポイントが公開されており、数値化の重要性が繰り返し強調されています。

テンプレートをそのまま使うだけでは不十分

一方で、「ネットのテンプレートをそのままコピーしただけでは書類選考に通らない」という警鐘も多く見られます。テンプレートはあくまで構成の参考として活用し、自分自身の経験・実績・強みをしっかりと反映させることが大切です。応募先の求人要件をよく読み、「この企業が求めている人材像に自分がフィットする理由」を職務経歴書全体で一貫して伝えるようにしましょう。

在宅医療の経験があると評価が高い

近年の薬剤師転職市場では、在宅医療への対応経験が非常に高く評価される傾向にあります。訪問薬剤管理指導の件数、多職種連携の具体例、施設在宅と個人在宅の両方の経験などを記載できると、他の候補者との差別化につながります。

転職活動全般に疲れを感じている方は、薬剤師の転職に疲れたあなたへ|「もう限界…」と感じたときの原因別対処法と疲れない働き方の見つけ方の記事も参考にしてみてください。

こんな薬剤師におすすめの記事です

この記事は以下のような状況にある薬剤師の方に特に役立つ内容となっています。

まず、初めての転職活動で職務経歴書を書いたことがなく、何をどう書けばよいのかわからないという方です。職務要約から自己PRまで、全項目を例文付きで解説しているため、一から作成する際のガイドとして活用できます。

次に、調剤薬局から病院へ、あるいは病院からドラッグストアへといった業態を越えた転職を考えている方です。業種ごとのアピールポイントを把握することで、異なる業態でも「即戦力」として評価される職務経歴書を作成できます。

また、転職回数が多く、職務経歴書のまとめ方に悩んでいる方にもおすすめです。キャリア形式の活用方法や、複数の経験を一貫したストーリーとして伝えるコツを紹介しています。

さらに、書類選考で不採用が続いている方は、NG例やよくある失敗パターンを確認することで改善のヒントが得られるはずです。

管理薬剤師やかかりつけ薬剤師としての経験をうまくアピールできていない方、在宅医療やチーム医療の経験をどう書けばよいかわからない方にとっても、具体的な記載例が参考になるでしょう。

転職エージェントの添削サービスを活用するメリット

薬剤師向けの転職エージェントには、職務経歴書の添削サービスを無料で提供しているところが多くあります。自力で作成した職務経歴書をプロの視点でブラッシュアップしてもらうことで、書類選考の通過率を大幅に高められるのが最大のメリットです。

転職エージェントを利用する具体的なメリットとしては、まず「採用担当者の視点」でのフィードバックが受けられる点が挙げられます。エージェントは日常的に多数の薬剤師の書類選考を見ているため、「通過する書類」と「落ちる書類」の違いを熟知しています。自分では気づかない弱点や、もっとアピールすべきポイントを指摘してもらえます。

また、応募先企業ごとのカスタマイズについてアドバイスがもらえることも大きなメリットです。同じ経歴でも、調剤薬局に応募する場合と病院に応募する場合では強調すべきポイントが異なります。エージェントは応募先企業の内情や採用傾向を把握しているため、より的確な書き分けの助言が可能です。

さらに、テンプレートのダウンロードやWeb上での作成ツールを提供しているエージェントもあります。マイナビ薬剤師のWeb入力→PDF出力ツールや、dodaのレジュメビルダーなどは、会員登録不要または無料で利用できるため、まずは下書きとして活用し、そこからエージェントの添削を受けるという流れが効率的です。

履歴書の書き方についても気になる方は、薬剤師の転職履歴書の書き方完全ガイド|免許の正式名称・志望動機例文・職場別アピール術【2026年最新】もあわせてチェックしてみてください。

職務経歴書のよくある失敗パターンとNG例

採用担当者が「読む気をなくす」職務経歴書には共通のパターンがあります。以下のNG例に心当たりがある方は、すぐに修正しましょう。

業務内容の羅列だけで実績がない

「調剤業務」「服薬指導」「薬歴管理」と業務名だけを並べるのは最もよくある失敗です。採用担当者が知りたいのは「何をやったか」ではなく「どんな成果を出したか」です。「1日平均80枚の処方箋を応需」「疑義照会により年間12件のプレアボイド報告を達成」のように、数値と成果をセットで記載しましょう。

A4用紙3枚以上の長文

経験が豊富な方ほど書きたいことが増えますが、3枚以上の職務経歴書は通過率が低下するというデータもあります。特にアピールしたい直近の経歴を厚く、古い経歴は簡潔にまとめるメリハリが重要です。転職回数が多い場合はキャリア形式を採用し、業務分野ごとにスキルを整理する方法が効果的です。

退職理由のネガティブ表現

「人間関係が悪かった」「給与が低かった」といったネガティブな退職理由をそのまま記載するのは避けましょう。「より専門性の高い環境でスキルアップを図りたいと考え」「在宅医療に本格的に取り組める環境を求めて」のように、前向きな表現に変換することが大切です。

応募先に合わせたカスタマイズがない

同じ職務経歴書をすべての応募先に使い回すのは大きなマイナスです。応募先の業態・規模・求人要件に合わせて、強調するスキルや経験の順番を調整しましょう。少なくとも自己PRと職務要約は応募先ごとに書き換えるのが理想的です。

関連記事

職務経歴書の作成をさらに深く学びたい方、転職活動全体の質を高めたい方に役立つ関連記事を紹介します。

職務経歴書の構成やテンプレートについてさらに詳しく知りたい方は、薬剤師の職務経歴書の書き方完全ガイド|採用担当者に刺さる例文・テンプレート・業種別ポイントを徹底解説【2026年最新】をご覧ください。テンプレートのダウンロード方法や、さらに多くの例文パターンを掲載しています。

また、転職先として時短勤務が可能な職場を探している方には、時短勤務で働きたい薬剤師の転職ガイド|制度・年収・雇用形態別の働き方とおすすめ転職エージェントを徹底解説【2026年最新】が参考になります。ライフステージに合わせた働き方を検討する際に、職務経歴書でのアピールの仕方も変わってきますので、あわせて確認しておくとよいでしょう。

職務経歴書作成に役立つ書籍やテンプレート集をお探しの方は、Amazonで「薬剤師 転職 職務経歴書 書き方」を探すも参考にしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 薬剤師の職務経歴書は手書きとパソコンどちらがよいですか?

パソコンでの作成が主流です。WordまたはWeb入力→PDF出力が一般的で、採用担当者にとっても読みやすく、修正や応募先ごとのカスタマイズも容易です。マイナビ薬剤師やdodaなど、薬剤師向けのWeb作成ツールを使えばスマホからでも作成できます。手書きを指定されるケースはほとんどありませんが、応募要項に指定がある場合はそれに従いましょう。

Q. 編年体形式・逆編年体形式・キャリア形式のどれを選べばよいですか?

転職回数が1〜2回と少ない方は、時系列に沿ってキャリアの成長を見せやすい編年体形式または逆編年体形式がおすすめです。直近の経歴をアピールしたい場合は逆編年体形式が効果的です。転職回数が3回以上ある方や、特定の専門分野(在宅医療・病棟業務・マネジメントなど)を強調したい方はキャリア形式を選ぶとよいでしょう。

Q. 転職回数が多い場合、職務経歴書はどうまとめればよいですか?

キャリア形式を採用し、業務分野ごとにスキルと実績を整理する方法が効果的です。すべての職歴を省略せずに記載しつつ、転職の軸となる一貫したテーマ(「在宅医療の経験を積み重ねてきた」「マネジメントスキルを段階的に向上させてきた」など)を明確に示すことで、転職回数の多さをポジティブに伝えることができます。A4用紙2枚以内に収めることを意識してください。

Q. 薬剤師の職務経歴書で処方箋枚数は必ず書くべきですか?

はい、可能な限り記載することをおすすめします。処方箋枚数は、採用担当者があなたの業務量や対応キャパシティを判断する最も分かりやすい指標です。1日あたりの平均枚数と月間の概数を両方記載するとより具体的です。処方科目も合わせて記載することで、どの領域の調剤経験があるかが一目で伝わります。

Q. 新卒で入社した1社しか経験がない場合、職務経歴書は書けますか?

もちろん書けます。1社での経験が長い場合は、その分だけ深い経験・スキルがあることをアピールできます。入社からの成長プロセスを時系列で示し、担当業務が広がった経緯、取得した資格、任された役割の変化などを具体的に記載しましょう。「〇年目に管理薬剤師に昇格」「〇年目から在宅業務を開始」のように、キャリアのステップアップが見える構成にすると効果的です。

Q. 職務経歴書の無料テンプレートはどこで入手できますか?

マイナビ薬剤師(Web入力→PDF出力)、doda(Word形式)、ジョブメドレー(Word形式、スマホ対応あり)、リクルートエージェント(Word形式)、ハローワークインターネットサービス(Word形式、全職種汎用)などで無料ダウンロードが可能です。薬剤師特化のテンプレートを使う方が、記載すべき項目(処方箋枚数、処方科目など)が最初から含まれているため、スムーズに作成できます。

Q. 転職エージェントの添削サービスは本当に無料ですか?

はい、薬剤師専門の転職エージェント(マイナビ薬剤師、薬キャリエージェント、ファルマスタッフなど)の添削サービスは基本的に無料です。エージェントは採用企業側から報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者に費用が発生することはありません。複数のエージェントに登録して添削を受け、それぞれのフィードバックを比較するのも有効な方法です。

まとめ

薬剤師の転職において、職務経歴書は書類選考の通過率を左右する最も重要な書類です。この記事で解説したポイントを改めて整理します。

職務経歴書は「職務要約」「職務経歴」「活かせるスキル」「保有資格」「自己PR」の5項目で構成し、A4用紙1〜2枚にまとめるのが基本です。すべての項目において、処方箋枚数・疑義照会件数・在宅訪問件数・マネジメント人数など、具体的な数値で実績を示すことが採用担当者に刺さる最大のポイントとなります。

応募先が調剤薬局なのか、病院なのか、ドラッグストアなのか、企業なのかによってアピールすべきポイントは異なるため、必ず応募先に合わせたカスタマイズを行いましょう。テンプレートをそのまま使うだけでは不十分であり、自分自身の経験と強みを反映させることが重要です。

自力での作成に不安がある方は、薬剤師専門の転職エージェントが提供する無料の添削サービスを積極的に活用してください。プロの視点でフィードバックを受けることで、書類の質は大きく向上します。

この記事を参考に、あなたの経験と強みが最大限に伝わる職務経歴書を作成し、理想の転職先への第一歩を踏み出してください。

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