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薬剤師の認定薬剤師取得にかかる費用と時間|必要単位・申請方法を解説

薬剤師の認定薬剤師取得にかかる費用と時間|必要単位・申請方法を解説

薬剤師が認定薬剤師を取得するために必要な費用や時間は、認定制度や研修方法によって異なります。代表的な研修認定薬剤師の場合、新規認定申請料は税込み1万1,000円で、申請には4年以内に40単位以上の取得が必要です。

有料の電子研修を利用する場合、申請料を含めた総額は2万円台後半からが目安です。働きながら取得するなら、毎月5時間から15時間程度の学習時間を確保し、半年から1年程度の計画を立てると進めやすくなります。

目次

この記事の結論

  • 研修認定薬剤師の新規申請には、申請日からさかのぼって4年以内に40単位以上が必要です。
  • 日本薬剤師研修センターの新規認定申請料は、税込み1万1,000円です。
  • 有料の電子研修を利用する場合、申請料を含めて2万円台後半からが目安です。
  • 月10時間から15時間程度を確保すれば、数か月から半年程度で必要単位を取得できる可能性があります。
  • 必要単位、試験、実務経験、更新条件は、認定薬剤師の種類によって異なります。
  • 転職で生かすには、資格手当や研修支援制度のある職場を選ぶことが重要です。

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認定薬剤師取得の費用と時間の目安

項目 目安・内容
代表的な制度 日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師
新規取得に必要な単位 申請日からさかのぼって4年以内に40単位以上
新規認定申請料 税込み1万1,000円
研修費用 無料研修から有料の電子研修・集合研修までさまざま
合計費用 申請料のみから数万円程度
取得までの期間 早ければ数か月、一般的には半年から1年程度が目安
更新 認定制度ごとに異なる。研修認定薬剤師は原則3年ごと
年収への影響 資格手当や評価制度は勤務先によって異なる
転職での評価 専門性や継続学習の証明として評価される場合がある

認定薬剤師とは

認定薬剤師とは、研修機関や学会が定める基準を満たし、薬学に関する知識や技能を継続的に学んでいることを証明する資格です。薬剤師免許のような国家資格ではなく、制度を運営する団体ごとに取得条件が設けられています。

代表的な制度は、公益財団法人日本薬剤師研修センターが認定する研修認定薬剤師です。ほかにも、病院薬学、漢方薬・生薬、精神科、がん、感染制御など、専門領域ごとにさまざまな認定制度があります。

認定薬剤師の取得費用や時間を調べる際は、最初に取得したい制度名を明確にしましょう。研修単位の取得だけで申請できる制度もあれば、筆記試験、実務経験、症例報告、学会への所属などが求められる制度もあります。

研修認定薬剤師の取得条件

4年以内に40単位以上を取得する

日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師を初めて申請する場合、薬剤師名簿への登録後に取得した単位について、認定申請日からさかのぼって4年以内に40単位以上を取得する必要があります。

単位を取得できる研修には、集合研修、電子研修、実習研修などがあります。40単位を取得した時点で申請条件を満たせるため、必ず4年間かける必要はありません。

仕事と両立しながら計画的に受講すれば、半年から1年程度で申請条件を満たすことも可能です。ただし、受講できる研修の開催時期や単位付与までの期間によって、実際の取得期間は変わります。

対象研修と単位付与条件を確認する

すべての勉強会や講演会が、研修認定薬剤師制度の単位対象になるわけではありません。申し込む前に、次の項目を確認しましょう。

  • 研修認定薬剤師制度の対象研修であるか
  • 受講によって取得できる単位数
  • 受講完了と判定される条件
  • 確認試験や受講報告が必要か
  • 単位が研修履歴に反映される時期

電子研修では、講義動画を視聴するだけでなく、確認試験への合格や受講履歴の登録が必要になる場合があります。受講後は、単位が正しく反映されているか確認してください。

必要単位を取得したら申請する

必要な単位を取得したら、研修履歴を確認し、電子申請システムから新規認定の手続きを行います。日本薬剤師研修センターの新規認定申請料は、税込み1万1,000円です。

申請時には、薬剤師免許に関する情報や研修履歴などの入力が必要です。単位数の不足や取得対象期間の間違いがあると申請できない可能性があるため、申請直前ではなく、定期的に履歴を確認しておきましょう。

認定薬剤師取得にかかる費用

新規認定申請料

研修認定薬剤師の新規認定申請料は、税込み1万1,000円です。認定取得後も更新申請が必要になるため、新規取得時の費用だけでなく、更新に必要な費用や研修受講料も確認しておきましょう。

研修受講料

研修費用は、無料の研修を中心に受講するか、有料の電子研修や集合研修を利用するかによって変わります。

電子研修サービスの一例では、新規取得に必要な単位を学べるコースが税込み1万6,500円で提供されています。この場合、新規認定申請料と合わせた費用は約2万7,500円です。

複数の研修サービスを利用する場合や、集合研修へ参加する場合は、次のような追加費用が発生することがあります。

  • 会場までの交通費や宿泊費
  • 研修会や学会の参加費
  • 教材や専門書の購入費
  • 学会や研修団体の年会費
  • 認定資格の更新料

取得費用の目安

費用の種類 金額の目安
新規認定申請料 税込み1万1,000円
電子研修の一例 税込み1万6,500円
申請料を含む合計例 約2万7,500円
追加費用 交通費、教材費、年会費、更新料など

費用を抑えたい場合は、勤務先に研修費や申請料の補助制度があるか確認しましょう。病院や薬局によっては、認定取得に必要な受講料の負担、研修日の勤務扱い、資格手当などを設けています。

認定薬剤師取得にかかる時間

40単位の取得に必要な学習時間

40単位を取得するために必要な時間は、利用する研修の形式や単位の認定基準によって異なります。

電子研修サービスの一例では、1単位につき90分程度の講座を受講する仕組みが採用されています。この条件で40単位を取得する場合、講義の受講時間だけで約60時間が目安です。

確認試験、復習、研修の申し込み、単位反映の確認、申請準備などにかかる時間も考慮して計画しましょう。

毎月の学習時間別の取得目安

取得計画 月の学習時間 受講時間の目安 向いている人
短期集中 15時間以上 約4か月から 休日や勤務後にまとまった時間を確保できる人
標準ペース 10時間程度 約6か月から 仕事と勉強を無理なく両立したい人
ゆっくり取得 5時間程度 約1年から 子育てや夜勤などで学習時間が限られる人

実際の取得期間は、研修の開催日程や単位付与の時期によって前後します。短期間で取得したい場合でも、受講予定を詰め込みすぎず、勤務や家庭生活に支障が出ない計画を立てることが大切です。

働きながら取得する計画の立て方

最初に半年から1年分の受講予定を作り、毎月の目標単位を決めておくと、期限直前に慌てずに済みます。

  1. 取得したい認定制度と必要単位を確認する。
  2. 受講できる研修を一覧にする。
  3. 毎月の目標単位と学習時間を決める。
  4. 受講後に単位が反映されたか確認する。
  5. 必要単位を満たす時期と申請予定月を決める。

勤務先で開催される研修だけでは必要単位が不足する場合があります。集合研修、電子研修、勤務先の研修を組み合わせると、予定を調整しやすくなります。

認定薬剤師を取得するメリット

  • 継続的に学習していることを勤務先や転職先に示せる。
  • 患者への服薬指導や薬物療法に関する知識を深められる。
  • 専門分野を選ぶことで、今後のキャリアを明確にできる。
  • 勤務先によっては資格手当や人事評価の対象になる。
  • 研修支援や専門業務を任される可能性がある。
  • 一定の要件が求められる業務で評価される場合がある。

認定薬剤師を取得しただけで、必ず年収が上がるわけではありません。しかし、専門性や継続学習を評価する病院や薬局を選べば、資格手当、昇給、役職、担当業務の拡大につながる可能性があります。

年収を重視して転職先を探す場合は、認定資格の有無だけでなく、基本給、賞与、資格手当、役職手当を含めて比較しましょう。詳しくは、【2026年7月】ドラッグストア薬剤師の年収相場・手取り・上げ方も参考にしてください。

現在の給与水準と転職後の手取りを比較したい人は、薬剤師の手取り平均はいくら?年収別の月収目安と転職で増やす方法も確認しておきましょう。

認定薬剤師取得のデメリットと注意点

  • 研修受講料、申請料、交通費などの負担が発生する。
  • 仕事や家庭と両立しながら継続的に学習する必要がある。
  • 対象外の研修を受講すると単位として認められない。
  • 認定取得後も更新のための単位取得や申請が必要になる。
  • 資格手当や年収への反映は勤務先によって異なる。
  • 認定制度によっては試験、実務経験、症例報告が求められる。

資格取得を転職の材料にする場合は、取得前に求人票や就業規則を確認しましょう。「認定薬剤師歓迎」と記載されていても、資格手当の金額や対象となる認定制度が明記されていない求人があります。

資格手当や研修制度などの条件は求人票だけでは判断できないこともあります。相談だけで転職サービスを利用する方法は、薬剤師の転職は相談だけで使える?エージェント活用法で解説しています。

認定資格を転職で評価してもらう方法

転職活動では、認定資格の名称を履歴書に記載するだけでなく、学んだ内容を実務でどのように生かせるか説明することが重要です。

応募書類に具体的な経験を書く

履歴書や職務経歴書には、認定資格名、認定団体、取得年月を記載します。あわせて、研修で学んだ内容を服薬指導、疑義照会、処方提案、後輩指導などに生かした経験を記載すると、実務能力が伝わりやすくなります。

面接で取得目的を説明する

面接では、資格を取った理由と転職先で実現したいことを一貫して説明しましょう。

「年収を上げたいから取得した」という説明だけでは、採用担当者に学習意欲や専門性が伝わりにくい可能性があります。患者対応の質を高めたい、専門領域の業務を担当したい、後輩育成に生かしたいなど、具体的な目的を示すことが大切です。

資格を評価する職場を選ぶ

認定資格を生かしたい場合は、次の条件を確認してください。

  • 資格手当の対象となる認定制度
  • 研修費や更新費の補助制度
  • 研修参加日の勤務上の扱い
  • 認定取得者が担当できる業務
  • 専門薬剤師や管理職への昇進制度
  • 資格取得者の在籍人数と活用実績

求人の探し方を比較したい人は、薬剤師転職をインディードで探すメリット7選|デメリットと併用のコツも参考になります。

認定薬剤師取得が向いている人

  • 薬剤師として専門分野を作りたい人
  • 病院や専門性の高い薬局への転職を考えている人
  • 患者への服薬指導や薬物療法の質を高めたい人
  • 将来的な昇進やキャリアアップに備えたい人
  • 計画的に研修を受け、継続学習に取り組める人
  • 研修支援や資格手当のある職場を探している人

認定薬剤師取得が向いていない可能性がある人

  • 取得後の更新や継続学習を負担に感じる人
  • 資格手当や年収アップだけを目的にしている人
  • 取得したい認定制度や専門分野が決まっていない人
  • 研修の対象条件や申請手続きを確認する時間を取れない人

資格取得には費用と時間がかかるため、目的が明確でない場合は、先に希望する働き方やキャリアを整理しましょう。転職先で求められる資格を確認してから取得を始める方法もあります。

認定薬剤師取得から転職までの手順

  1. 将来進みたい分野に合う認定制度を選ぶ。
  2. 必要単位、研修期間、申請料、更新条件を確認する。
  3. 勤務先の研修費補助や資格手当の有無を確認する。
  4. 月ごとの受講計画を立てる。
  5. 取得した単位と研修履歴を定期的に確認する。
  6. 必要単位を満たしたら認定申請を行う。
  7. 認定資格を評価する求人を探す。
  8. 応募書類や面接で、取得理由と実務への生かし方を説明する。

転職先を探す際は、資格名だけでなく、認定取得後に任される業務や研修支援制度まで確認しましょう。希望条件を整理してから転職エージェントに相談すると、認定資格を評価する求人を効率的に比較できます。

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認定薬剤師に関するよくある質問

認定薬剤師の取得費用はいくらですか?

研修認定薬剤師の場合、新規認定申請料は税込み1万1,000円です。無料研修を活用する場合は申請料を中心に抑えられますが、有料の電子研修を利用する場合は、申請料を含めて2万円台後半からが目安です。

認定薬剤師は何年で取得できますか?

研修認定薬剤師は、申請日からさかのぼって4年以内に40単位以上を取得すれば申請できます。短期集中なら数か月、仕事と両立しながら進める場合は半年から1年程度を目安に計画するとよいでしょう。

認定薬剤師には試験がありますか?

認定制度によって異なります。研修認定薬剤師は、所定の研修単位を取得して申請する制度です。一方、専門領域の認定薬剤師では、筆記試験、実務経験、症例報告などが必要になる場合があります。

研修認定薬剤師の更新は必要ですか?

日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師は、原則として3年ごとの更新が必要です。更新に必要な単位、申請期間、費用は変更される可能性があるため、申請時点の公式案内を確認してください。

認定薬剤師を取得すると年収は上がりますか?

認定薬剤師を取得しただけで、必ず年収が上がるわけではありません。勤務先によって資格手当や昇給への反映方法が異なるため、転職前に手当の金額、評価制度、担当業務を確認することが重要です。

働きながら認定薬剤師を取得できますか?

働きながらでも取得できます。電子研修や休日の集合研修を組み合わせ、毎月の目標単位を決めると継続しやすくなります。勤務先に研修費補助や勤務時間内の受講制度があるかも確認しましょう。

認定薬剤師を取得してから転職すべきですか?

希望する求人で認定資格が必須または優遇条件になっている場合は、取得後に転職する方法があります。一方、研修支援のある職場へ先に転職し、費

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