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薬剤師の転職理由<TOP5>面接時の伝え方NG例とOK例

薬剤師の転職理由<TOP5>面接時の伝え方NG例とOK例

採用面接の際に必ず聞かれる転職理由。 みんなどう答えているのか、気になりますよね。 転職HAKASE独自調査で多かった転職理由TOP5について、面接時の伝え方やアピール方法、職務経歴書への書き方など詳しく解説していきます。

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ではさっそく見てみましょう。
薬剤師の転職理由TOP5はこちらです。

〇薬剤師の転職理由TOP5

転職理由
第1位 家族の都合(転居や育児・介護)
第2位 職場の人間関係に不満
第3位 給与やその他待遇面の不満
第4位 キャリアアップのため
第5位 仕事内容についての不満

では、それぞれの理由について詳しく見ていきます。

第1位 家族の都合(転居や育児・介護)

最も多かった転職理由が「家族の都合」です。
薬剤師の約6割が女性ということもあり、20代~30代にかけては結婚や旦那様の転勤による転居、また出産・育児などのライフイベントが転職理由になることが多いです。

少し年齢が上がると、親の介護が必要になってくる方が増えてきます。
親元から離れて暮らしている場合は実家近くの店舗を探したり、パート勤務ができる勤務先を探したりと、自らの働き方を家族の事情に合わせて柔軟に変えていくのです。
環境の変化に柔軟に対応しつつも年収をキープできるのは国家資格ならではの薬剤師という仕事の特性です。

第2位 職場の人間関係に不満

家族の都合に次いで多かったは「人間関係」です。

よく聞くものとしては
・経営者が薬剤師ではないので現場のことがまったくわかっていない。意見を上げても通らないので仕事がしづらい
・家族経営であらゆるルールが整備されておらず、すべてがなあなあ。サービス残業や急な休日出勤養成も多発
・調剤事務の権力が異様なほど強く、小言が絶えない。薬剤師の仕事にも干渉してくる
・退職後再雇用の大先輩薬剤師の仕事が粗い。頑固なので間違いも認めないため腫れものに触るようで疲れる

などがあげられます。
心当たりがある方もいるかもしれないですね。

薬剤師という仕事がら、狭い調剤室の中で他人と多くの時間を共に過ごす必要があるので人間関係にトラブルが生じた場合逃げ場はありません。
そのため人間関係がこじれた場合、職場を変えて再出発を考える薬剤師が多いようです。

第3位 給与やその他待遇面の不満

薬剤師は総じて高年収と思われていたのは過去の話。同じ薬剤師であっても年収格差はあります。
特に、地方と都心部での年収格差と、業種間格差は顕著です。

年収については仕事内容よりも働く地域が作用することが多く、調剤メインの薬局業務であっても、東京都の調剤薬局の平均年収が521万円のところ、山口県、高知県、富山県、秋田県、青森県、島根県などの地方部では600万円を超えます。
また、同じ県内であっても都心部エリアと地方部エリアでの格差は存在するため、少し通勤時間を延ばすことで年収が上がるなら・・と転職に踏み切る薬剤師も少なくないのです。

業種間格差については、病院薬剤師の年収の低さがあげられます。
同県内での調剤薬局勤務薬剤師と病院勤務薬剤師の平均年収差は50万円です。
年収のみで比べた場合大きな格差には見えないかもしれませんが、業務見合いで考えると夜勤・当直も存在する病院薬剤師の負担は大きいため、病院から薬局への転職は多いのです。

年収以外の待遇面では、残業に関する扱い、研修制度や福利厚生の充実度、産休育休の取得に関するものがあげられます。
昨今では女性の働きやすさを重視した制度を整備し、アピールポイントにもする企業が増えてきているように、福利厚生や産休育休制度に関しては大きな差異はありません。
しかし、繁忙期のサービス残業や慢性的な人材不足による既存社員へのしわ寄せなどで深刻な問題を抱える企業も多く、企業間での偏重があることは否めません。

第4位 キャリアアップのため

転職理由の中では最もポジティブな「キャリアアップ」転職です。
薬剤師という職についてキャリアを形成しようと思ったとき、考えられる選択肢としては
 一つの企業で長く働くことで少しづつポジションと年収を上げていく
という方法と
 転職のタイミングでポジションと年収を上げていくさせていく
という方法があります。

大企業になると先輩薬剤師も多く常に上が詰まっている状態なので、前者の方法でキャリアを進めていくのは10年単位での時間が必要です。
特に調剤薬局では個人のプレゼンスを発揮しにくい構造になっており、実績主義で大抜擢されることも少ないため目に見えたキャリアアップを肌で感じるのは難しいでしょう。
しかし、後者の転職によるステップアップについては飛び級的にポジションと年収を上げることが可能です。
たびたびの転職はリスクもありますが手っ取り早くキャリアアップしたい薬剤師には確実な方法です。
ただ、実力や経験が伴わない場合、自分の首を絞めることになる可能性もあるので注意が必要です。

第5位 仕事内容についての不満

仕事内容についての不満についても多く聞かれる転職理由です。

具体的には
・調剤業務をメインでやりたいけれども実際は品出し、ポップづくり、接客、レジ打ち、棚卸など、小売りに関する業務ばかりで調剤は少ない。もっと薬剤師としてのスキルを活かして仕事をしたい(ドラッグストア薬剤師)
・単科のクリニック門前で処方内容がほとんど同じ。複数科目ある店舗で経験を積みたい(薬局薬剤師)
・フルタイム薬剤師が不足しているため、ラウンダーになってしまっている。もう少し店舗にじっくり腰を据えて働きたい(薬局薬剤師)
・在宅の経験を積みたいけど人でも足りないし、案件があまりとれないので経験値が上がらない。在宅も注力している店舗で勤務したい(薬局薬剤師)
・在宅業務をしたくない。やらなければいけないことはわかっているけれども個人宅だと正直厳しいことも多いので、できれば避けて通りたい(薬局薬剤師)
などです。

ほとんどの場合、やりたい仕事や理想とする働き方と現実のギャップが要因になっているようです。


〇OKな理由とNGな理由

転職理由を聞かれた際の返答として、OKなもの、NGなものはあるのでしょうか。
 - 当然のことながら、あります。
面接の席でネガティブな理由を赤裸々に語ったところで、好印象を持ってもらえるはずがありません。

下はNGな理由の一例です。
-経営者が現場の意見を聞かず、ワンマンなのでついていけません
-回りの同年代の薬剤師と比べて給与が安すぎます
-サービス残業ばかりで疲れました

このまま伝えた場合、現在の職場から逃げ出すための転職ととらえられてしまうでしょう。
ではどのように伝えるべきか。
それが下記の例です。

NGな理由 その1
「経営者が現場の意見を聞かず、ワンマンなのでついていけません」

これはよく聞く理由ですね。
特に家族経営の薬局や、経営者が薬剤師でない場合に多くみられる理由です。
経営者と距離が近い分、話はできても現場での問題をなかなか受け入れてもらえず、次第に経営層へ不信感を抱き転職に至るという流れです。
しkしこれをこのまま伝えてしまうと、他責志向のある人と思われてしまう可能性があります。
できれば解決に向けてとったアクションなどもふまえて説明できるとよいです。

(OKな理由)
「前職は小規模の個人薬局ということもあり、地域に根付いた薬局ではあった半面、現場の薬剤師から出た意見や新しいシステムに懐疑的な面もありました。
積極的に意見を出し合える、風通しの良い職場で働きたいと考え、転職することにしました」


NGな理由 その2
「同年代の薬剤師と比べて給与が低すぎる!転職で給与を上げたい」

大学の同級生と久しぶりに会った際に給与の話になり、みんなの給与の高さにショックを受ける、というのはよくある話です。
そもそも薬剤師という職業においては、初任給は一般職よりもはるかに高く設定されているものの、その後の昇給率は非常になだらかで年齢による給与差は大きくありません。
ところが業種や役職による違いは大きいため、転職による給与の引き上げを狙う薬剤師は多いのが実情です。

とはいえ、それをそのまま伝えてしまうと「ちゃんと努力したの?評価してもらえるような実績を上げていないからなんじゃない?」と思われてしまう可能性があります。
評価されて妥当と思われる実績を残しているのにも関わらず給与に反映されないという事実を伝える必要があるので、具体的な事例を上げて実力主義の企業へ行きたいというアピールにつなげるとよいでしょう。

(OKな理由)
「同期の薬剤師と比べて最も早くかかりつけ薬剤師の同意書を取ったり、社内の研究発表などにも積極的に参加し実績を残しているものの、給与は年功序列で規定されているため、給与に反映されないもどかしさを感じています。実績を残したものが評価される実力主義の職場で働きたいと考え、転職を決意しました」


NGな理由 その3
「サービス残業ばかりで疲れました」

おっしゃる通りです。そんなブラック企業からは早く身を引きたいのは当然です。
しかし、こちらもこのまま伝えるのは要注意です。
初めから「残業NG」と明言しているように捉えられかねないためです。
多くの会社で多少の残業はありますので、面接の席でここに触れるのはリスクがあります。

(OKな理由)
「繁忙期ともなるとかなり忙しい職場で、4~5時間程度の残業をすることも珍しくありませんでした。残業をすること自体は問題ないのですが、なあなあになってあきらめているところもあり、そのような雰囲気をいたたまれなく感じていました。 どうすれば残業を減らせるか、より効率的に業務を進めるにはどうすればよいか。作業効率を上げる努力をみんなでできるような環境に身を置きたいと考え転職を決意しました」


ちなみに、人材紹介会社を介しての転職を行う場合、NG理由であってもこのまま伝えても問題ありません。
むしろ、自分の意思を明確にアピールするために正直に伝えたほうがよいです。
そのうえで、応募する企業に合わせて、採用面接の際にはどのように伝えるべきかフォローしてくれるはずです。

〇退職の際に注意したいこと

転職理由を聞かれた際の返答として、OKなもの、NGなものはあるのでしょうか。

それでは次に、退職する際にその理由をどのように伝えるべきか。についてです。
一般的に「退職届」などに記載する退職理由は「一身上の都合」でよいとされています。
しかし、「ああそうですか」とそのまま理由を聞かれないことはないでしょう。
おそらくは直属の上司との面談で具体的な理由についてヒアリングがあるはずです。この時にどのように伝えるべきでしょうか。

ポイントとしては、
・円満に退社できるよう誠実に対応する
・引き止めにあう可能性を考慮し準備しておく
ことです。

まず、薬剤師のコミュニティは狭いので喧嘩別れに終わるのは大変危険です。
地域の経営者同士で薬剤師会などを通してつながりができている場合もありますし、なによりこれまでお世話になった会社です。最後まで誠実な態度で臨みましょう。
転職理由については、「会社に対する不満」を上げるのは引き留めに合うリスクが高いです。

例えば、
・給与が上がらないので
 →給与を上げられるよう調整するから残ってほしい
・〇〇さんとの関係性に問題があるので
 →〇〇さんにはよく言って聞かせるから残ってほしい
 →店舗異動させるから残ってほしい
これらのようなケースです。

詳しくはこちらの記事も見てみてください。
▼薬剤師の転職知識―円満退職のためのHOW TO
https://tenshoku-hakase.com/category/howto/post_34.html

引き留めで残留するのが決して悪いわけではありません。
交渉次第では転職するよりもはるかに労力少なく求めた成果を上げることができます。

ただ、もしも心を決めている場合は強い気持ちで退職交渉に挑みましょう。
どうしても引き留めにあいたくない。引き留めにあった際にうまく断れるか心配という方は

「家族の都合で転居が決まった」 
「親の介護が必要になった」 
などの引き留め難い理由にするとよいです。
この場合、会社側としても強引な引き留めができなくなるためです。

〇職務経歴書への書き方

次は職務経歴書での転職理由の書き方です。

実は、職務経歴書には転職(退職)理由について明確に記載する必要はありません。
職務経歴書はあくまでこれまでの経験についてアピールするための書類なので、退職の経緯について明示しなくても問題ないのです。
ただし、あまりに短い期間での転職や、転職回数自体が多い場合は補足として理由を記述してもよいでしょう。

詳しくはこちらの記事も見てみてください。

〇転職理由別で選ぶ紹介会社

それでは最後に転職活動について触れていきます。
まず、転職理由にかかわらず紹介会社を利用して転職することをお勧めします。

なぜなら、外部からわかりにくい職場の内情(残業の実態、店舗の人員構成や人間関係、経営者の横顔など)を紹介会社は把握しているため、「いざ転職してみたらやっぱり違った」というような転職失敗のリスクを減らせるためです。

自己応募で採用面接の際、これらを直接面接官に聞くのははばかられますし、しつこく聞くと心象を悪くする可能性だってあります。
また、複数企業を比較検討をする場合、これらの情報を網羅するのは骨が折れますね。
そのため、賢く転職活動を進めたい場合はぜひ紹介会社を利用してみてください。

〇転職理由別で紹介会社を選ぶべきか?
紹介会社はそれぞれの強みを持っています。

 - 薬局への転職が得意な紹介会社
 - 病院への転職が得意な紹介会社
 - 年収アップの交渉が得意な紹介会社
 - その他条件交渉が得意な紹介会社
 - いろんな雇用形態に対応してくれる紹介会社

など様々です。

これら紹介会社ごとの強みを把握した上で、自分に合った紹介会社を選んで利用するのも紹介会社をうまく使う上で必要です。
また、初めから一つの紹介会社に絞って利用するのではなく、2~3社の紹介会社に登録し、それぞれの担当と話してみて自分に合うところを見定めましょう。


〇紹介会社別強み比較

ではそれぞれの紹介会社でどんな強味・特徴があるでしょうか。それぞれの特徴を比べてみましょう。

(オールラウンド型)
・調剤薬局への転職と年収アップ交渉が得意な紹介会社
・薬剤師専門の派遣会社でもあり、正社員・パート・派遣すべての雇用形態での相談が可能
・ママ薬剤師の復職相談の実績も多数あるので安心して相談できます
・業界最大手、人気No.1の紹介会社なのでまずは登録しておきましょう。

(正社員特化型)
・病院や企業への転職が得意
・対面式の面談を重視しているので転職初心者でも安心して相談することができます
・じっくりとキャリア相談したい人におすすめ

(オールラウンド型)
・薬キャリ同様に正社員・パート・派遣すべての雇用形態に対応している紹介会社です。
・日本調剤系の薬局への転職はここにお任せ

ファーマキャリア
(条件特化型)
・案件数は少なめですが、希望条件に合わせて条件をオーダーメイドする、新しいアプローチの紹介会社です。
・サブサイトとして登録するにはもってこいの紹介会社です。

リクナビ薬剤師
(正社員特化型)
・マイナビ同様の正社員・パート専門の紹介会社です。
・調剤薬局への転職に強く、登録後のサポートにも定評があります。


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