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[2019年最新]都道府県別-薬剤師年収ランキング|最高額は島根県702万円

[2019年最新]都道府県別-薬剤師年収ランキング|最高額は島根県702万円

2018年4月、調剤報酬改定が実施。
今回の改定では、特定の医療機関からの処方箋集中率の高い、いわゆる門前薬局や同一敷地内薬局の評価が見直しが行われる一方で、地域包括ケアシステムの構築、多職種連携を推進する中での「かかりつけ薬剤師・薬局」の評価見直しも進められる内容となりました。
この改定が大手調剤薬局各社にとっては大きな打撃となったことは言うまでもありません。
そんな中、薬剤師の給与状況にはどのような影響を受けたのでしょうか。
最新のデータをまとめてみました。

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2018年の全国の薬剤師の平均年収は544万円

まずは下のグラフを見て下さい。
こちらは2010年から2018年の薬剤師の平均年収の推移をわかりやすく表したものです。

2018年の薬剤師の平均年収は、昨年度からほぼ横ばいの、
543万5900円でした。
内訳で見ると以下の通りです。

[きまって支給する給与額]
455万8800円(前年比-10万800円)
[年間賞与その他特別支給額]
87万7100円(前年比9万8500円)

※参照 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2010年~2018年を元に集計

都道府県別薬剤師の平均年収ランキング

次に都道府県別の薬剤師の平均年収についてみていきます。
2018年度に紹介会社を利用して転職をした薬剤師さんにアンケートを取った結果がこちらです。

全国平均は昨年度から16万7860円ダウンの
518万6513円でした。

最も平均年収の高かったのは、
島根県701万6285円でした。
逆に最も平均年収の低かったのは、
宮城県466万5401円でした。

その差はなんと235万円

実は昨年度同じ集計をした際は最高年収と最低年収の差は170万円でしたが、2018年度はより格差が生まれた格好になります。

ランキング 都道府県 年収 (前年比)
全国平均値 ¥5,186,513 ¥-167,860
1島根県¥7,016,285¥1,627,677
2秋田県¥6,595,979¥1,139,206
3青森県¥6,186,044¥619,102
4熊本県¥5,911,599¥160,682
5鹿児島県¥5,896,315¥184,845
6富山県¥5,889,035¥16,424
7高知県¥5,885,659¥81,759
8大分県¥5,754,270¥438,520
9長崎県¥5,751,187¥638,115
10岐阜県¥5,714,830¥-572,312
11佐賀県¥5,686,883¥-59,831
12山口県¥5,595,459¥176,763
13静岡県¥5,565,278¥-89,573
14山梨県¥5,541,960¥124,271
15福島県¥5,456,165¥-43,973
16長野県¥5,451,692¥170,534
17広島県¥5,441,598¥-6,483
18栃木県¥5,439,915¥127,481
19愛媛県¥5,399,774¥111,374
20鳥取県¥5,361,808¥547,808
21愛知県¥5,338,783¥-174,403
22沖縄県¥5,338,436¥-194,776
23北海道¥5,337,770¥92,423
24茨城県¥5,303,821¥-282,288
25福井県¥5,299,386¥235,288
26京都府¥5,257,362¥45,932
27新潟県¥5,253,128¥64,259
28宮崎県¥5,250,337¥-875,334
29香川県¥5,187,815¥-67,635
30埼玉県¥5,176,266¥-46,184
31三重県¥5,141,938¥121,138
32岩手県¥5,132,871¥-987,816
33群馬県¥5,124,311¥-341,346
34東京都¥5,100,558¥-123,451
35神奈川県¥5,098,976¥-429,078
36岡山県¥5,070,534¥-186,968
37奈良県¥5,004,733¥-15,756
38山形県¥4,999,154¥-1,528,579
39滋賀県¥4,977,627¥-744,044
40千葉県¥4,946,087¥-168,416
41福岡県¥4,944,215¥-28,292
42大阪府¥4,937,339¥-174,661
43兵庫県¥4,918,792¥-350,942
44徳島県¥4,907,461¥-17,182
45石川県¥4,904,934¥-994,161
46和歌山県¥4,815,901¥-894,574
47宮城県¥4,665,401¥-897,873

参考)転職HAKASE調べ


さらにここから主要都市にフォーカスして詳しく見てみましょう。

□34位 東京都

東京都の薬剤師平均年収 510万円
東京都の人口 1372万人
東京都の薬局数 6604店舗
東京都の薬剤師人数 29743人

東京都の年収は2017年度から約12万円ダウンの510万円でした。
人口の多さは当然ながら、薬局数、薬剤師人数とも日本一を誇る東京都。大手企業の新業態店舗の出店やM&Aで市場は常に流動的です。
平均年収は大きな変動はないものの、やはり平均以下をキープ。

□35位 神奈川県

神奈川県の薬剤師平均年収 509万円
神奈川県の人口 915万人
神奈川県の薬局数 3825店舗
神奈川県の薬剤師人数 18040人

東京都に次いで日本第二の都市神奈川県。薬剤師の平均年収は2017年度から約43万円ダウンの509万円でした。
都市部ならではの店舗数の多さで、東京都と同様に年収の上がりにくい地域の一つです。

□42位 大阪府

大阪府の薬剤師平均年収 494万円
大阪府の人口 882万人
大阪府の薬局数 4046店舗
大阪府の薬剤師人数 17412人

西日本最大都市の大阪府の薬剤師年収は昨年度より17万円ダウンの494万円でした。
2年連続での年収ダウンは、大阪府の人口集中による薬剤師過多の影響によるものと考えられます。
今後も大きく改善することは難しいでしょう。年収アップを狙いたい場合はプロへ相談することをお勧めします。

□23位 北海道

北海道の薬剤師平均年収 534万円
北海道の人口 532万人
北海道の薬局数 2350店舗
北海道の薬剤師人数 9397人

前回の34位から大きく順位を上げた北海道。平均年収は昨年度から9万円アップの534万円でした。
株式会社アインホールディングス、株式会社ツルハなど、大手チェーン薬局・ドラッグストアが本社を置く北海道。
地方部ではいまだかなりの高額提示があるようです。
一方繁華街に近い都市部では、東京・神奈川・大阪同様薬剤師数の多さから年収が上がりにくい環境になっているといえます。

都道府県別薬剤師の平均時給ランキング

さて、次に最新のパートの平均時給と、昨年との比較を見てみましょう。

全国平均時給は昨年度とほぼ同等の
2,197円でした。

最も平均年収の高かったのは、正社員と同じく
島根県2,800円でした。
逆に最も平均年収の低かったのは、
滋賀県1,950円でした。

その差850円
こちらも正社員同様に地域格差が見て取れる結果となりました。

ランキング 都道府県 時給 (前年比)
全国平均値 ¥2,197 ¥13
1島根県¥2,800¥100
2高知県¥2,700¥-100
3青森県¥2,575¥-125
4岩手県¥2,550¥50
5鳥取県¥2,520¥-180
6長崎県¥2,500¥300
7宮崎県¥2,500¥50
8福井県¥2,500¥300
9山口県¥2,480¥260
10大分県¥2,480¥397
11静岡県¥2,458¥-21
12茨城県¥2,438¥275
13山梨県¥2,383¥83
14岐阜県¥2,344¥244
15栃木県¥2,304¥-3
16山形県¥2,300¥-700
17秋田県¥2,300¥-200
18佐賀県¥2,280¥-67
19鹿児島県¥2,260¥-270
20福島県¥2,230¥70
21広島県¥2,225¥165
22三重県¥2,222¥189
23石川県¥2,219¥18
24東京都¥2,214¥40
25愛媛県¥2,214¥169
26新潟県¥2,205¥38
27沖縄県¥2,200¥-400
28香川県¥2,200¥100
29長野県¥2,196¥36
30愛知県¥2,188¥-60
31大阪府¥2,186¥97
32熊本県¥2,180¥-77
33京都府¥2,179¥99
34神奈川県¥2,159¥38
35群馬県¥2,144¥37
36千葉県¥2,127¥-48
37埼玉県¥2,121¥-22
38岡山県¥2,100¥-88
39北海道¥2,096¥-47
40徳島県¥2,078¥78
41和歌山県¥2,050¥-200
42宮城県¥2,040¥-227
43福岡県¥2,029¥-121
44兵庫県¥2,014¥-82
45奈良県¥1,986¥119
46富山県¥1,967¥-197
47滋賀県¥1,950¥-250

参考)転職HAKASE調べ

都道府県別の年収水準の差はその地域特性が大きく関係するため、年収アップにもそれぞれの地域に合わせた交渉が重要になってきます。
転職のタイミングで年収を上げたい薬剤師には、薬剤師専門の紹介会社の利用した転職がおすすめ。
地域ごとの相場とあなたの強みから年収アップの交渉をしてくれるので安心して任せることができるでしょう。

周囲より年収が低くて悩んでいたり、上が詰まっていて今後の年収アップが見込めない方は、一度薬剤師専門の紹介会社へ相談してみましょう。

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