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[2020年最新]都道府県別-薬剤師年収ランキング|最高額は大分県623万円

[2020年最新]都道府県別-薬剤師年収ランキング|最高額は大分県623万円

2019年の最新薬剤師年収について調査しました。

調剤報酬改定の影響を大いに受ける調剤薬局や、ドラッグストアの経営状況。
2018年の改定では、いわゆる門前薬局や同一敷地内薬局の評価が見直しが行われる一方で、
地域包括ケアシステムの構築や「かかりつけ薬剤師・薬局」の評価見直しも進められる内容となりました。
改定に合わせ大手チェーンを筆頭に対応が進められるなか、薬剤師の年収はどのような影響を受けたのでしょうか。
最新のデータをまとめてみました。

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2019年の全国の薬剤師の平均年収は562万円

まずは下のグラフを見て下さい。
こちらは2010年から2019年の薬剤師の平均年収の推移をわかりやすく表したものです。

2019年の薬剤師の平均年収は、昨年度から18万円アップの、
561万6500円でした。
内訳で見ると以下の通りです。

[きまって支給する給与額]
478万3200円(前年比22万4400円)
[年間賞与その他特別支給額]
83万3300円(前年比-4万3800円)

きまって支給する給与が22万円アップし、過去10年で最高金額の平均年収となっています。

※参照 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2010年~2019年を元に集計

都道府県別薬剤師の平均年収ランキング

次に都道府県別の薬剤師の平均年収についてみていきます。
2019年度に紹介会社を利用して転職をした薬剤師さんにアンケートを取った結果がこちらです。

全国平均は昨年度から4万337円ダウンの
514万6177円でした。

最も平均年収が高かったのは、
大分県623万2137円でした。
逆に最も平均年収が低かったのは、
宮城県429万5780円でした。

その差は194万円
実は昨年度同じ集計をした際は最高年収と最低年収の差は235万円でしたが、2019年度は格差が埋まった形となりました。

ランキング 都道府県 年収 (前年比)
全国平均値 ¥5,146,177 ¥-40,337
1大分県¥6,232,137¥477,867
2島根県¥6,230,950¥-785,335
3山梨県¥5,935,981¥394,021
4青森県¥5,932,806¥-253,238
5秋田県¥5,790,400¥-805,579
6長崎県¥5,717,575¥-33,612
7山口県¥5,660,960¥65,501
8佐賀県¥5,652,849¥-34,034
9山形県¥5,646,523¥647,369
10岩手県¥5,638,350¥505,480
11鳥取県¥5,618,400¥256,593
12和歌山県¥5,514,990¥699,088
13鹿児島県¥5,480,651¥-415,664
14岡山県¥5,477,492¥406,958
15高知県¥5,452,994¥-432,664
16茨城県¥5,374,319¥70,498
17岐阜県¥5,363,567¥-351,263
18長野県¥5,355,810¥-95,882
19宮崎県¥5,342,816¥92,480
20静岡県¥5,340,014¥-225,264
21福島県¥5,324,913¥-131,252
22北海道¥5,320,440¥-17,330
23熊本県¥5,207,781¥-703,818
24神奈川県¥5,191,999¥93,023
25愛知県¥5,182,945¥-155,838
26栃木県¥5,148,393¥-291,523
27福岡県¥5,142,790¥198,575
28群馬県¥5,131,759¥7,447
29沖縄県¥5,128,040¥-210,396
30三重県¥5,117,375¥-24,563
31兵庫県¥5,102,440¥183,648
32東京都¥5,083,082¥-17,476
33京都府¥5,078,951¥-178,410
34大阪府¥5,078,150¥140,811
35愛媛県¥5,067,337¥-332,437
36香川県¥5,060,571¥-127,243
37千葉県¥4,998,860¥52,773
38埼玉県¥4,957,049¥-219,217
39広島県¥4,906,867¥-534,732
40新潟県¥4,861,383¥-391,746
41石川県¥4,824,816¥-80,118
42宮城県¥4,804,932¥139,531
43福井県¥4,700,917¥-598,469
44奈良県¥4,672,335¥-332,398
45富山県¥4,659,058¥-1,229,976
46滋賀県¥4,605,693¥-371,934
47徳島県¥4,295,780¥-611,681

参考)転職HAKASE調べ

さらにここから主要都市にフォーカスして詳しく見てみましょう。

□32位 東京都

東京都の
薬剤師平均年収
508万円
(前年比-2万円)
東京都の人口 1382万人
(前年比+10万人)
東京都の薬局数 6702店舗
(前年比+98店舗)
東京都の
薬剤師人数
31273人
(前年比+1530人)

東京都の年収は2018年度から約2万円ダウンの508万円でした。
昨年の34位から2ランクアップしたもののやはり平均以下をキープしています。
薬局数・薬剤師人数とも日本一を誇る東京都ですが、
前年比で薬局数98店舗増加に対して薬剤師数は1530人増加と 1店舗あたりの薬剤師数が2018年の4.5人から、今回2019年は4.7人に増加しています。
もちろんすべての薬剤師が薬局で勤務しているわけではありませんが、薬剤師数の増加により転職において企業側が有利な買い手市場が進んでいることがわかります。
今後とも年収アップは厳しいと想定されます。

□24位 神奈川県

神奈川県の
薬剤師平均年収
519万円
(前年比+9万円)
神奈川県の人口 918万人
(前年比-3万人)
神奈川県の薬局数 3888店舗
(前年比+63店舗)
神奈川県の
薬剤師人数
18623人
(前年比+583人)


神奈川件は前回の35位から大きく順位を上げ、平均年収は9万円アップの519万円でした。
都市部と地方部での年収差はあるものの東京都に次いで日本第二の都市神奈川県。
都市部では店舗数が多く、東京都と同様に買い手市場が進み年収の上がりにくい地域の一つです。

□34位 大阪府

大阪府の
薬剤師平均年収
508万円
(前年比+14万円)
大阪府の人口 881万人
(前年比-1万人)
大阪府の薬局数 4170店舗
(前年比+124店舗)
大阪府の
薬剤師人数
18232人
(前年比+820人)


西日本最大都市の大阪府の薬剤師年収は昨年度より14万円アップの508万円でした。
前年比、薬局数124店舗増加に対して薬剤師数は820人増加に収まっており、
1店舗あたりの薬剤師数は、4.3人と東京と比較して少ない事がわかります。
転職市場が薬剤師に有利な売り手市場に傾いたことが年収アップの要因です。
しかし全国的には平均を下回る34位、年収面において今後も大きく改善する事は難しでしょう。
年収アップを狙いたい場合はプロへ相談することをお勧めします。

□22位 北海道

北海道の
薬剤師平均年収
532万円
(前年比-2万円)
北海道の人口 529万人
(前年比-3万人)
北海道の薬局数 2323店舗
(前年比-27店舗)
北海道の
薬剤師人数
9742人
(前年比+345人)


平均年収は昨年度から2万円ダウンの532万円でした。
株式会社アインホールディングス、株式会社ツルハなど、大手チェーン薬局・ドラッグストアが本社を置く北海道。
地方部ではいまだかなりの高額提示があるようです。一方繁華街に近い都市部では、東京・大阪同様薬剤師数の多さから年収が上がりにくい環境になっているといえます。

都道府県別薬剤師の平均時給ランキング

さて、次に最新のパートの平均時給と、昨年との比較を見てみましょう。

全国平均時給は昨年度とほぼ同等の
2,208円でした。

最も平均年収の高かったのは、正社員と同じく
大分県2,650円でした。
逆に最も平均年収の低かったのは、
群馬県1,950円でした。

その差700円
前回集計時の最高時給と最低時給の差額は、850円。
こちらも正社員同様に地域格差が埋まった結果となりました。

ランキング 都道府県 時給 (前年比)
全国平均値 ¥2,208 ¥11
1大分県¥2,650¥170
2宮崎県¥2,600¥100
3鳥取県¥2,500¥-20
4青森県¥2,450¥-125
5鹿児島県¥2,450¥190
6和歌山県¥2,450¥400
7山口県¥2,433¥-47
8佐賀県¥2,433¥153
9愛媛県¥2,433¥219
10島根県¥2,425¥-375
11秋田県¥2,400¥100
12福井県¥2,367¥-133
13岩手県¥2,350¥-200
14静岡県¥2,350¥-108
15山梨県¥2,325¥-58
16熊本県¥2,320¥140
17岐阜県¥2,290¥-54
18長野県¥2,288¥92
19石川県¥2,276¥57
20沖縄県¥2,275¥75
21東京都¥2,271¥57
22広島県¥2,263¥38
23千葉県¥2,249¥122
24栃木県¥2,244¥-60
25高知県¥2,200¥-500
26長崎県¥2,175¥-325
27北海道¥2,171¥75
28三重県¥2,170¥-52
29新潟県¥2,160¥-45
30茨城県¥2,157¥-281
31山形県¥2,150¥-150
32愛知県¥2,147¥-41
33福岡県¥2,145¥116
34大阪府¥2,144¥-42
35神奈川県¥2,135¥-24
36香川県¥2,130¥-70
37岡山県¥2,117¥17
38埼玉県¥2,116¥-5
39富山県¥2,114¥147
40奈良県¥2,089¥103
41京都府¥2,078¥-101
42兵庫県¥2,041¥27
43徳島県¥2,033¥-45
44福島県¥2,025¥-205
45滋賀県¥2,000¥50
46宮城県¥1,975¥-65
47群馬県¥1,950¥-194

参考)転職HAKASE調べ

都道府県別の年収水準の差はその地域特性が大きく関係するため、年収アップにもそれぞれの地域に合わせた交渉が重要になってきます。
転職のタイミングで年収を上げたい薬剤師には、薬剤師専門の紹介会社の利用した転職がおすすめ。
地域ごとの相場とあなたの強みから年収アップの交渉をしてくれるので安心して任せることができるでしょう。

周囲より年収が低くて悩んでいたり、上が詰まっていて今後の年収アップが見込めない方は、一度薬剤師専門の紹介会社へ相談してみましょう。

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