
30代 男性薬剤師 プロフィールとこれまでの経歴
東大阪市内で一人暮らしをする30代男性薬剤師。
どちらかと言うと個人主義でこだわりは強め。アウトドアでコーヒーを淹れて飲むのが好き。
最近は人の多いキャンプ場ではなく、渓流沿いの静かな岩場でデイキャンプを楽しむことが多い。
転職しようと思ったきっかけ
4つの調剤薬局を経て、直近は派遣として中堅チェーンの調剤薬局へ勤務をしていました。
勤務時間が14:00〜22:00のため生活は夜型になり、土日祝も出勤なので、なかなか周りと予定が合わせられないという生活でした。仕事自体は楽だったんですが、それはそれで「もっと勉強したい」という不満に繋がっていって......。
自分に本当にマッチしている職場を探すため、コンサルタントに相談することにしました。
条件<Before><After>
【Before】(転職前の条件)
・中堅チェーン調剤薬局(大阪市生野区)
・派遣薬剤師
・年収700万円万円
↓
【After】(転職後の条件)
・中堅チェーン調剤薬局(東大阪市)
・勤務薬剤師
・年収820万円万円
派遣薬剤師→正社員雇用の勤務薬剤師。年収120万円UP+福利厚生が充実した職場へ
昔からコレクター気質というか、細かい知識を得ていくのが好きで、たとえばあるゲームソフトの武器やモンスターの名前を全部暗記しているような子どもでした。薬剤師という仕事を選んだのも、医療人としての意義というより、「いろいろな薬があって楽しそうだなあ」と感じたから。
年収も比較的安定して高いことや、国家資格ということもあり、薬剤師の資格を取っておけば一生困らないだろうという算段もありました。
大学卒業後に就職したOTC併設の調剤薬局をはじめ、数年おきに転職しながら4つの調剤薬局を経験しています。初めはOTCに興味があって入ったんですが、やっぱり調剤専門の方がいいなと思い、初めの会社は2年ほどで退職してしまいました。
次に入ったのは皮膚科専門病院に併設されている調剤薬局でした。確かに調剤専門だったのですが、単科なのでしばらくすると物足りなくなってしまい・・・。またもや転職。次は総合科目の門前薬局でした。そこでは数年間勤務したのですが、今度は家庭の事情でやめざるを得なくなってしまいました。
なりゆきで転職を繰り返した結果、派遣薬剤師に
結局その後場当たり的に選んだのは派遣薬剤師という勤務形態でした。
しかし、14:00〜22:00勤務、土日祝も出勤と、薬剤師なのにいつの間にか夜型の生活になってしまい、友人と遊びに行こうにも、土日祝も出勤なので予定が合わせられず・・・。自然と転職を考えるようになりました。
これまでの転職はというと、わりと場当たり的に転職先を選んできており、長く働けることやキャリアはあまり考えていませんでした。結婚も現実味をおびてきたところでしたし、もう少しきちんと考えて、ずっと働いていけるような場所を探すべきじゃないかとようやく考えたのが今回の転職活動でした。
しばらくはネットで「薬剤師 転職」などを検索しながら求人を眺めて過ごしていたのですが、実際に長く働ける環境なのかは求人広告からはわかりませんし、このままではこれまでと同じことになると思い、思い切って広告で見た薬剤師専門の紹介会社へ登録をすることにしました。
初めての薬剤師専門の紹介会社
面談してもらったコンサルタントに、まず私から提示した条件は、これらでした。
― 年収700万〜850万円
― 東大阪市内の病院か薬局
でも、今思うと、年収とか勤務地とか、こういう風に条件だけ見て職場を変えていたから、短絡的な転職になっていたんでしょう。コンサルタントはその条件を聞いた上で、「どういう人生を歩んでいきたいのか」を丁寧にヒアリングしてくれました。
その中で、
「薬の知識をもっと習得したい」
「栄養管理士の勉強もしたい」
「実家への仕送りのために収入UPは必須」
「そろそろ正社員になって落ち着きたい」
といった自分の"ホンネ"がようやく出てきたんです。
親身に相談に乗ってくれて「そこまでの年収UPは厳しいかもしれないですが、できるだけ希望に沿う仕事を探してきます!」と言っていただけて、とても安心しました。
ようやく出会えた長く働けそうな調剤薬局へ
それらを踏まえて紹介してもらった東大阪市内の調剤薬局に現在は勤務しています。
年収は前職から120万円UPの820万円、住宅手当・引っ越し費用支給・面接交通費支給など手厚い待遇で、客層も非常にいい。それに加えて、薬剤師の育成にかなり注力してくれるので、セミナーや資格取得支援等を利用してスキルアップできていることが実感でき、本当に充実した毎日を過ごしています。
今になって、「自分は薬剤師という仕事が好きなんだな」とわかりました。こんないい転職は、おそらく自分ひとりでは難しかっただろうなと思っています。
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