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[薬剤師の復職術]ママ必見!働き方や保育園選びのポイントまで

[薬剤師の復職術]ママ必見!働き方や保育園選びのポイントまで

「子どもも大きくなってきたし復職したいけど、現場の感覚を忘れているかも...」
「子育て支援に積極的な薬局と言っているけど、本当に家庭と仕事を両立できるのかしら...」
など、ママ薬剤師にとって復職にはさまざまな不安・悩みがあることと思います。

今回は、そんなママ薬剤師に向けて復職に関する情報を網羅してご紹介します。

[この記事で書かれていること]
●出産後も薬剤師として働くために心得ておくべきこと
●薬剤師の雇用形態による働き方の違い
●正社員薬剤師として働くメリット・デメリット
●パート薬剤師として働くメリット・デメリット
●派遣薬剤師として働くメリット・デメリット
●保育園選びのポイント
●復帰のタイミング
●復職しやすい職場、環境とは?
●復職して活躍しているママ薬剤師の声

1. 出産後も薬剤師として働くために心得ておくべきこと

女性にとって妊娠・出産は働き方に大きな影響を及ぼします。
出産後も薬剤師として働きたいと考えているならば、どんな雇用形態でどんな職場に復職するのかを考える必要があります。

「元の職場に復帰すれば良いんじゃないの?」とお考えかもしれませんが、必ずしもそれがベストとは限りません。
たとえば、これまで通勤時間1時間に不満がなかった薬剤師でも、子どものことを考えると自宅と保育園・幼稚園の中間地点にある薬局が良いなど、これまでと違ったニーズが出てくるはず。そうした希望条件を見つめ直し、自分がママ薬剤師として働くためには、どんな職場でどんな雇用形態を選ぶのがベストなのか、しっかりと認識する必要があるのです。

2. 薬剤師の雇用形態による働き方の違い

仕事と育児の両立をするにあたって、まずは雇用形態について考えてみる必要があります。
どんな働き方があなたにとってベストなのか、それぞれのメリット・デメリットを見て比べてみましょう。

 2.1 正社員薬剤師として働くメリット・デメリット

正社員薬剤師のメリットはなんといっても安定して高い給与が保障されることでしょう。
週5日の8時間勤務が原則となりますが、3歳や小学校入学までの育児短時間勤務(時短)を導入している企業も増えていますし、残業も考慮してくれる等、繁忙期などを除けば働き方も安定するため、生活のサイクルをつくりやすいとも言えます。
また、働くうえでやりがいやキャリアアップを重視する人にも正社員薬剤師はおすすめです。
一例ですが、在宅医療に出るのは正社員薬剤師のみで、パート・派遣薬剤師は調剤室にこもりきりといった具合に、業務の住み分けが行われていることもあります。

デメリットとしてはパート薬剤師や派遣薬剤師よりも融通がききにくく、ときには残業も発生すること。幼稚園や小学校が終わる14~15時に毎日自宅にいるような生活を送りたい場合は、会社との条件交渉と同僚の理解が必要になるでしょう。
職場によっては子どもの体調不良などの突発休の取得が難しいケースもあるので、注意が必要です。

 2.2 パート薬剤師として働くメリット・デメリット

パート薬剤師のメリットは勤務日・勤務時間の自由度の高さでしょう。
薬局にもよりますが、週1日勤務から検討可能という薬剤師求人もあります。当然、残業とも無縁の生活を送れるため、「家庭最優先だけど、現場の感覚を忘れないようにしたい」「扶養内で様子をみながら仕事のウェイトを増やしていきたい」といったママ薬剤師には最適な雇用形態と言えそうです。

家庭優先で働ける一方で、ほかの雇用形態と比べて給与が低くなるという大きなデメリットがあります。同じく時給で働く派遣薬剤師と比べると、1時間あたり1000~2000円の差。ある程度の年収を確保したい場合、パートと派遣のどちらが生活になじむのかは要検討です。
また、正社員薬剤師の章で述べた通り、パート薬剤師は業務内容に差が設けられている職場もあるため、自分が薬剤師としてやりがいをもって働ける業務内容かどうか確認しておくことをおすすめします。

 2.3 派遣薬剤師として働くメリット・デメリット

派遣薬剤師はパート薬剤師と同様にシフト制で働くため、正社員に比べて勤務時間の融通を利かせて働くことができます。
しかも、時給はパート職員と比べて割高であり、なかには正社員薬剤師よりも高給で募集している職場もあります。パート薬剤師と比べて即戦力が求められるケースが多いので、自分のスキルに自信があり、効率的に収入を得たいママ薬剤師にぴったりです。

デメリットは、派遣薬剤師はあくまで有期雇用という点でしょう。
自分が気に入って働き続けたいと思っていても、薬局の都合によっては辞めなくてはなりません。また、自宅近くの薬局が派遣薬剤師を受け入れてない時期は、遠方の薬局で働かざるを得ないといったことも起こり得ます。
もちろん、派遣会社が可能な限り配慮はしてくれますが、こうした万一の可能性があることは自覚しておくべきでしょう。

 2.4 [薬剤師の働き方早見表]

給与、勤務時間、雇用の安定性の三要素の違いを理解しよう!

給与 勤務時間 雇用の安定性
正社員 ★★★★★ ★★ ★★★★★
パート ★★ ★★★★★ ★★★
派遣 ★★★★★ ★★★ ★★

それぞれの雇用形態によってメリット・デメリットが大きく異なることがお分かりいただけたかと思います。
では、次に「復職するタイミング」や「復職に適した職場環境」などについてご説明していきます。

3. 復職を決断するために

復職を考える際に重要なのは子供の預け先。
巷で話題の待機児童問題は人口の集中する都市部ほど深刻です。
会社から案内が来るわけでも、行政から指示があるわけでもありません。自分で情報収集し、手配するしかないので皆さん必死です。
それではまず、保育園選びのチェックポイントから見ていきましょう。

 3.1 保育園選びのチェックポイント

ママ薬剤師の職場復帰と切っても切れない関係である保育園。
特に子守をしてくれる親族が近くにいないママ薬剤師にとっては、近所の保育園の立地や、受け入れ年齢、募集状況、説明会の開催や募集時期、必要であれば評判等について把握することが、復職への一歩目と言っても過言ではありません。
それでは、いってみましょう。

まずは、保育園の立地です。
保育園への送り迎えのしやすさは、育児と仕事を両立していくうえで非常に重要なポイントになります。できれば通勤ルートから大きく外れない場所にある保育園を選びたいものです。保育園の立地から通勤ルートと時間のシミュレーションを入念にしておきましょう。

次に、受け入れ年齢です。
保育園の受け入れ年齢は、認可・認可外に関係なくそれぞれの保育園によって異なります。
0歳児から受け入れている保育園であっても「生後57日後から」「生後5ヶ月から」など預かりが可能になる月齢は異なってきますので、注意してください。

そして、募集状況や選考のフローについても事前チェックを怠るわけにはいきません。
そもそも、新設園でない限り1才児以上の枠は数名にとどまることが多いうえに、保育園によっては「事前に行われる予約制の説明会への参加者のみ、応募資格をもつ」などあらかじめ門戸を狭める方法をとっているところもあります。
「応募をしたかったけど数ヶ月前に説明会が終わっていて応募できない」。という事態にならないよう、周辺の保育園の説明会の開催スケジュールには目を光らせておきましょう。

また、可能であれば園庭の有無、保育園周辺の環境や近隣での評判、育児・教育の方針等も確認することをおすすめします。

では、次に具体的な復職タイミングについてお話していきます。

 3.1 子どもが0歳の4月~保育園入園

保育園に一番入りやすいのは、0歳4月と言われています。
なぜなら、0歳で幼児を預けている家庭のほとんどが3歳まで預け続けるから。入り口となる0歳児の枠は毎年一定数設けられていますが、1~2歳児の受け入れ枠はそのままエスカレーター式に埋まるため、新たにつくられる枠の数がそもそも少ないのです。
「とにかく早く働きたい!」というママ薬剤師は、このタイミングを狙うのがおすすめです。

とはいえ、歩くのもままならない0歳の我が子と離れるのはあまりに寂しいと感じるママが多いのも事実。
わざわざ育児休業期間を切り上げて早めに復職することはママにとって苦渋の決断でもあります。
そういうわけで0歳4月の復職をあえて見送るママも多くいるようです。

 3.2 子どもが3歳の4月~幼稚園入園

次のタイミングは子どもが3歳の時。
3歳からは保育園に加えて、幼稚園でも受け入れが始まります。よほどの激戦区でない限り待機児童の数はぐっと減るため、ママ薬剤師も復職しやすいタイミングと言えるでしょう。
ただし、幼稚園は基本的に9時~10時から始まり、14時頃に終わる園が多いので、送り迎えが可能な職場選びは必須です。
しかし、最近は共働きの親も増えてきたことから、「預かり保育」「延長保育」を行っている幼稚園も増えてきています。
金額についてはさまざまですが、延長の時間を利用して体操教室や美術教室等を開催し、習いごとができる幼稚園もあります。
幼稚園によって特色はさまざまですので、近隣の幼稚園のサービスを確認してみてください。

 3.3 復職しやすい職場、環境とは?

子どもを預ける環境と同じように、自分が薬剤師として働く職場環境も疎かにできません。
子どもが小さいうちは発熱などで急きょ休まざるを得ないことや、早退して保育園へ迎えに行かなければならないことがたびたびあります。
そうした時に突発休をとりやすい職場は、「常時複数薬剤師体制」かつ「本部にヘルプ要員がいる」薬局です。自分が休んでも誰かがフォローしてくれるというのは、精神的にも楽ですよね。
一方で、一人薬剤師の現場は自分が休んでしまうと薬局が運営できないので、ママ薬剤師にはおすすめできません。

また、こうした体制整備のほか、同僚にママ薬剤師が多いというのも一つ大きな安心材料となります。
子育てはとてもストレスがかかるもの。
特に第一子の場合は分からないことだらけで不安がつきものです。ママ薬剤師が多くいる現場だと、そうした子育ての悩みを共有できますし、突発休に対する理解もあるので引け目を感じずに働けます。

[ここがポイント!]
●復職のタイミングは子どもが保育園に入りやすい0歳、選択肢の広がる3歳
●突発休がとれる複数薬剤師体制の薬局
●ママ薬剤師が多い現場だと安心

4. 復職して活躍しているママ薬剤師の声

ここからは、実際に復職してワーク・ライフ・バランスをとりながら、ママ薬剤師として活躍している方の声を紹介します。
ワーク・ライフ・バランスとは薬剤師一人ひとりによって異なるもの。先駆者の言葉を参考に、自分が求める復職のかたちを模索してみてください。

薬剤師のワーク・ライフ・バランスについて詳しく知りたい方はこちら

【関連記事】
▼薬剤師のワーク・ライフ・バランスのとりやすさが尋常じゃない件
https://tenshoku-hakase.com/category/howto/pharmacist_wlb.html

 4.1 [事例1]産休育休を経て1年半ぶりにパートで復職したママ薬剤師

子供第一!無理しない働き方でスロースタート
― もといた薬局は子育てと仕事の両立に理解のある薬局だったので産休・育休は苦労なくとることができました。
もともと早く職場復帰をしたい思いがあり、運良く保育園もすぐに見つかったので子どもが生まれた翌年に復職。
まだまだ子どもが小さいのでまずは無理のないパート薬剤師として週3日からスタートしました。
働き始めて生活にメリハリが出たのか、家にこもりきりだった頃よりも元気に過ごせています!
子どもがある程度大きくなったら正社員薬剤師に転換するつもりです。今後も子育てと仕事に全力で取り組んでいきたいです!
(30代 パート薬剤師)

 4.2 [事例2]3年のブランクを経て正社員で復職したママ薬剤師の声

3年のブランクも研修できっちりカバー!安心の正社員勤務で復職
― 出産を機に退職しましたが、子どもが幼稚園に入り時間にゆとりが出てきたので復職しました。
当時はブランクもあるし本当に復職できるのか不安でしたが、紹介会社に研修制度が充実している職場を提案してもらい、 今は正社員薬剤師として働いています。
子どもがまだ小さく突発的なお休みをいただくこともありますが、現場にママ薬剤師が多く「おたがいさま」と言ってもらえるので、とても気が楽です。
お昼休憩には子育て話で盛り上がれますし、本当に復職して良かったなとしみじみ思います。
(30代 正社員薬剤師)

5.[まとめ]ママ薬剤師の復職には事前の情報収集が超重要

●出産後も薬剤師として働くために、復職時期や職場環境などを事前にイメージしておく
●正社員薬剤師は給与は安定しているものの、拘束時間が長く働き方の融通がききにくい
●パート薬剤師は勤務日や時間の調整が融通がききやすいものの、時給が低い
●派遣薬剤師は高時給で効率的に働けるものの、契約期間が決まっているので雇用が不安定
●保育園選びのポイントは立地(通いやすさ)、受け入れ年齢・月齢、説明会の開催や募集時期、施設設備や評判等
●復職しやすいタイミングは子どもが0歳の4月か選択肢が広がる3歳
●働きやすい職場は突発休も取得可能な複数薬剤師体制の薬局やママ薬剤師が多い現場

薬剤師は女性が多い職種であるため、一般職種と比べて多くの会社で復職支援制度や子育て支援制度が整備されています。
しかし、ウェブサイトで見つけた情報だけを信じて復職したママ薬剤師のなかには、「制度は充実しているけど、利用しようすると周りから白い目で見られる...」と精神的ストレスが溜まり、すぐ離職してしまう人もいます。

こうした事態に陥らないためにも、復職を考えているママ薬剤師には、薬剤師専門の紹介会社の利用をおすすめします。
紹介会社は薬局がどんな子育て支援策をもっているかはもちろん、そうした制度が実際にどの程度利用されているかも調べてくれます。また、その薬局にママ薬剤師が何人いるのか、また職場の雰囲気はどんな感じかといった細かい情報も知ることができるので、復職後にギャップを感じる危険を大きく減らすことができるのです。
また、世帯収入の都合などで早めに一定の収入が必要なママ薬剤師にとっても、逆に扶養内で抑えて働きたいママ薬剤師にとっても良き相談相手になってくれるはずです。

扶養内での復職を考えている方にはこちらの記事もおすすめ

【関連記事】
▼パート薬剤師ってどうなの?派遣との違いは?お金・働き方・転職の仕方まとめ
https://tenshoku-hakase.com/category/useful/post_42.html

紹介会社はウェブサイトに掲載されない高時給の「非公開求人」などを多数もっているため、自分の力で探すよりも効率的に好条件の職場を見つけることができるのです。

復職するタイミング、職場の立地、雇用形態の選び方――。
ママ薬剤師の復職にはいろんな要素が混ざり合っており、それが一つでも崩れると肉体的・精神的なストレスにつながってきます。
上手に紹介会社を利用して、素敵なママ薬剤師ライフを送ってください!

【関連記事】
▼プレママ薬剤師の疑問大全集①―派遣の産休・育休/派遣切り
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▼プレママ薬剤師の疑問大全集②―派遣の復職/お金/両立
https://tenshoku-hakase.com/category/useful/10_2.html

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