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薬剤師の年収は上がるの?男女格差や年齢別、地域別年収を徹底比較!

薬剤師の年収は上がるの?男女格差や年齢別、地域別年収を徹底比較!

自分の年収って同世代と比べてどうなの?薬剤師の年収って地域で違いはあるの?
など、年収については誰でも気になるものですよね。

この記事では薬剤師の年収実態を把握すべく様々な切り口で年収データを集計しています。

<この記事で書かれていること>
 ・薬剤師の平均年収推移
 ・薬剤師の年収の今後を予測
 ・男女別・年齢別の平均年収
 ・地域ごとの平均年収

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■薬剤師の年収格差

薬剤師は一般的に高年収とされていますが、実際は性別や年齢、地域によって大きく差があることをご存知ですか。
例えば20代の男女を比較してみると約32万円の平均年収の差があります。 また県ごとに比較をすると最も高い県と低い県では約270万円もの差があるのです。

この記事では薬剤師の年収実態を把握すべく様々な切り口で年収データを集計しています。
今後のキャリアや転職を考えるうえで参考にしてみてください。


ではさっそく見てみましょう。

●薬剤師の平均年収の推移

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」をもとに薬剤師の平均年収を算出しました。直近7年間の推移がこちらです。
薬剤師の平均年収推移

             
平均年収 前年比
2019年 562万円 ↑18万円
2018年 545万円 ↓4万円
2017年 544万円 ↑29万円
2016年 515万円 ↓19万円
2015年 533万円 ↑2万円
2014年 531万円 ↓1万円
2013年 533万円 ↑4万円
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」より
「きまって支給する現金給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で平均年収を算出

2019年時点で薬剤師の平均年収は562万円で、2013年からの7年間で29万円増加していることがわかります。

参考までに、すべての職業での平均年収の推移も見てみましょう。
全職種平均年収推移

             
平均年収 前年比
2019年 406万円 ↑2万円
2018年 404万円 ↑3万円
2017年 401万円 0
2016年 400万円 0
2015年 400万円 ↑4万円
2014年 396万円 ↑7万円
2013年 389万円 ↓2万円
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」より
「きまって支給する現金給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で平均年収を算出

全職業の平均年収は406万円で、薬剤師の平均年収よりも160万円低いことがわかりました。
薬剤師同様に右肩上がりで増加していますが、年度ごとの増減幅は小さく7年間での増加額は約17万円でした。

  • 薬剤師の平均年収は562万円で、右肩上がり。直近7年間で29万円増加
  • 全職業の平均年収より160万円高い

■薬剤師の平均年収と求人倍率

●薬剤師の求人倍率

薬剤師の平均年収が高額な理由は国家資格を必要とする専門職であることと、求人倍率にあります。
有効求人倍率で比較すると、全職業での有効求人倍率が1.45倍のところ、薬剤師の有効求人倍率は3.77倍と倍以上の差があります。
これは1人の薬剤師に対して3.77社の求人が存在しているということを意味するため、いかに高倍率の職業なのかがわかります。

ところが、この状況がここ10年で大きく変わってきています。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より有効求人倍率の推移を年度ごとに表したものがこちらです。
薬剤師の有効求人倍率推移

             
全職業 薬剤師
2019年 1.45 3.77
2018年 1.45 4.7
2017年 1.35 5.57
2016年 1.22 5.97
2015年 1.08 6.15
2014年 0.97 6.66
2013年 0.83 6.91
厚生労働省の「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より
※薬剤師の有効求人倍率:職業区分「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」を参照

こちらのデータからわかるように、2013年時点で6.91倍だった薬剤師の求人倍率は、6年で3.77倍まで低下しています。

90年代後期、医薬分業を進めるための障壁は深刻な薬剤師不足にありました。これを解消するために2000年に入り多くの大学で薬学部が増設され、 薬剤師数は飛躍的に増えていきます。そして今や世界で最も人口あたり薬剤師数の多い国となりました。

地方偏重はあるものの薬剤師は徐々に充足し、現在では需要と供給のバランスは均衡を保っています。
しかし、今後10年でまた状況は大きく変わっていく予想です。
少子高齢化による人口減少や薬局淘汰が進み、薬剤師需要は頭打ちに。徐々に供給過多になることが見込まれているのです。

さらに2020年の新型コロナウイルスの影響により採用控えが進行し、求人数が減ったことによりこの傾向は加速しました。
直近2年間の有効求人倍率を月単位の推移で見ると以下のようになります。
薬剤師直近2年間の有効求人倍率推移

2020年4月以降回復することなく下降し、11月にはついに2倍を切り、1.99倍に。
コロナの影響は今後1~2年続くと予想されていることもあり、今後以前の水準まで回復していくことはないでしょう。

  • 薬剤師の有効求人倍率は1.99倍(2020年11月時点)
  • 全職業の平均年収より160万円高い

■【男女別・年齢別】薬剤師の平均年収

●男女別、年齢別にみる薬剤師の平均年収

ではつぎに薬剤師の平均年収を男女別、年齢別に見てみましょう。 薬剤師の平均年収を男女別

                   
全職業 薬剤師
25~29歳 496万円 464万円
30~34歳 581万円 508万円
35~39歳 654万円 542万円
40~44歳 652万円 579万円
45~49歳 704万円 601万円
50~54歳 719万円 671万円
55~59歳 730万円 619万円
60~64歳 607万円 524万円
65~69歳 545万円 600万円
70歳~ 485万円 517万円

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」より
「きまって支給する現金給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で平均年収を算出


男女別で比較すると、スタート時点で男性薬剤師の方が女性薬剤師よりも32万円年収が高いことがわかります。
この差は埋まることなく、30代前半で最大111万円の開きがあります。
薬剤師の場合、女性の割合が多いことや、役職がつくと年収が跳ね上がることなどから、ライフステージの変化とともに働き方を変える女性薬剤師と、20代後半から管理職につき始める男性薬剤師との違いで年収差が生じてくるのです。

男性薬剤師は50代後半まで、年齢とともに年収が上がっていくことがわかります。
女性薬剤師も年齢とともに年収は上がっていき50代後半で下がるものの、60代後半になるとその年収は男性薬剤師と逆転し、女性薬剤師のほうが高年収になります。
特に60代後半の女性薬剤師の年収は40代と同レベルまで戻るようです。

なぜこのような推移になるのでしょうか。
男性薬剤師の推移についてはわかりやすく、定年後の再雇用で役職から離れゆったりと就業する薬剤師が多いため、なだらかに年収が下がっていくのですが、 一方60代を超えた女性薬剤師は、親の介護や子育てもひと段落し、再度仕事に集中できる黄金期を迎えているとも言えます。
本格的に職場復帰を果たし、薬剤師としての職務に打ち込む女性薬剤師の姿が見えるデータとなっています。

  • 男性の年収は50代後半で最も高く730万円
  • 女性の年収は50代前半で最も高く671万円
  • 男女の平均年収の差は20代で32万円、30代後半で最も差が開き111万円
  • 60代後半以降は女性の平均年収が男性を上回る

■【都道府県別】平均年収ランキング

では次に地域別の平均年収について比較していきましょう。
一般的な職業であれば、物価の高い都市部のほうが地方部に比べて年収相場が高く設定されています。
薬剤師についてはどうでしょう。
地方区分ごとの平均年収を算出した結果がこちらです。

薬剤師地域別平均年収

           
エリア 平均年収
北海道・東北地方 571万円
関東地方 540万円
中部地方 563万円
関西地方 550万円
中国・四国地方 543万円
九州地方・沖縄 524万円

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」より

実は都市部よりも地方部のほうが高年収だということがわかりますね。
特に、【北海道・東北地方】はエリア平均年収が571万円、【中部地方】は563万円と全国平均の561万円を上回る、全国的にも平均年収の高いエリアです。
一方で、同じ地方部であっても【九州地方・沖縄】は524万円と、エリアごとに見ると最も低いエリアとなっています。
これは、地方偏重による需要と供給のバランスがエリアごとに異なることを表しています。

ではここからそれぞれの地方ごとに詳しく見ていきましょう。
薬キャリの転職コンサルタントに「地域で強く展開している企業」や「新型コロナウイルス感染拡大を受けての求人数、年収の変化」を調査しました。合わせてご確認ください。

【北海道・東北地方】の薬剤師平均年収と高額薬剤師求人

まずは北海道・東北地方についてです。エリアの平均年収は約571万円と、全国平均を約9万円上回る高年収エリアです。
県ごとにみるとこのようになっています。わかりやすく、全国ランキングで表示をしています。

             
全国ランキング 年収
エリア平均 571万円
6 青森県 620万円
7 秋田県 619万円
8 宮城県 610万円
10 山形県 595万円
15 北海道 566万円
41 岩手県 494万円
42 福島県 489万円
全国平均 562万円

特に、青森県・秋田県・宮城県の平均年収は600万円を超えており、全国ランキング上位の高年収県です。
一方、岩手県、福島県は同じ東北エリアにありながら平均年収が400万円台と、全国ランキングでは下位となっています。

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北海道・東北地方の展開企業
北海道は、ドラッグストアの展開が少なく、調剤薬局の比率が高いのが特徴です。大手の調剤薬局の中では「なの花薬局」メディカルシステムネットワークグループや、アインホールディングスの「アイン薬局」が積極的に店舗展開しています。
東北地方は、地場の調剤薬局・ドラッグストアも多く、調剤薬局であれば株式会社オオノ、
株式会社ライブリー、コスモファーマグループなどが展開。ドラッグストアでは株式会社薬王堂、ウエルシアホールディングス傘下の株式会社丸大サクラヰ薬局、株式会社ヤマザワ、株式会社くすりのマルトなどが展開しています。

新型コロナウイルス感染拡大による薬剤師求人への影響
処方箋枚数の減少による売上低下の影響を受けて、北海道は求人数が減少し募集年収も低下傾向です。人気が高いエリア札幌市近郊ではコロナ前と比較して年収50万円ダウンで募集している事業所もあります。
東北地方についても、宮城県仙台市、岩手県盛岡市、福島県郡山市などの人気エリアを中心に求人数は減少し内定獲得の倍率が上がっています。年収は地方都市で50万円、その他の年収が高かった地方部では100万円程度下がる事業所もある印象です。受診抑制に伴う処方箋受付枚数の減少に合わせて各店舗で人員体制の見直しが進んでいるため、採用に慎重になる企業が増えています。


ではここで実際に東北地方にある求人を見てみましょう。(※2021年1月現在)
大手転職サイトのマイナビ薬剤師と、薬キャリで見てみると、年収800万円以上の超高額求人が存在していることが確認できました。

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【関東地方】の薬剤師平均年収と高額薬剤師求人

次に関東地方のランキングを見てみましょう。エリアの平均年収は約540万円と、全国平均を約22万円下回るエリアです。
県ごとにみるとこのようになっています。

             
全国ランキング 年収
エリア平均 540万円
11 神奈川県 583万円
12 茨城県 581万円
20 東京都 554万円
24 千葉県 537万円
35 埼玉県 521万円
36 栃木県 521万円
43 群馬県 483万円
全国平均 562万円

神奈川県、茨城県については580万円台と、比較的高いものの、 東京都、千葉県、埼玉県などの人口の多い都市部エリアでは全国平均を下回っています。

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関東地方の展開企業
関東地方は、調剤薬局・ドラッグストアともに大手企業の出店が多い地域です。
特に東京都・神奈川県 は出店数が多く、大手企業同士で出店競争が繰り広げられています。

新型コロナウイルス感染拡大による薬剤師求人への影響
関東地方では全域で求人数が減少しています。コロナ前の同時期と比較すると約40%減の地域があるとも言われています。求人数の減少に伴い売り手市場から買い手市場へと傾き、提示年収についても25万円前後の減額が見られます。
なかでも人気が高い東京23区内は、求人の減少・提示年収の減額が大きく調剤未経験など、即戦力になれない薬剤師や50代以上の薬剤師の転職難易度は上がっています。
また、関東圏全域に共通する点として、ホワイトカラーに近い面接内容や採用基準の企業が増えてきています。薬剤師資格をもっているだけでは不十分で、店舗・企業のためにどんな貢献ができるのか説明することが重視されています。かかりつけ薬剤師としての勤務実績や在宅医療の経験、在庫管理など、採用することで、どんなメリットがあるのかをアピールすることが大切です。


ではここで関東地方にある求人を見てみましょう。(※2021年1月現在)
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【中部地方】の薬剤師平均年収と高額薬剤師求人

次に中部地方のランキングを見てみましょう。エリアの平均年収は約563万円と、全国平均をやや上回る高年収エリアです。
県ごとにみるとこのようになっています。

                 
全国ランキング 年収
エリア平均 563万円
1 静岡県 699万円
2 長野県 690万円
5 愛知県 622万円
16 福井県 566万円
27 富山県 536万円
37 山梨県 512万円
39 岐阜県 503万円
40 石川県 495万円
45 新潟県 447万円
全国平均 562万円

静岡県が全国ランキング1位699万円、次いで長野県が2位690万円と、全国ランキングの上位2県が中部地方に入る結果となりました。 一方で日本海側の石川県、新潟県は500万円を切るため、エリア内での格差は250万円以上となり、格差の大きいエリアとも言えます。

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中部地方の展開企業
中部地方ではスギホールディングス、ウエルシアホールディングスといった大手企業のほか、地域密着型の中規模企業が積極的に店舗展開をしています。
たとえば、東海地域では岐阜県を中心にたんぽぽ薬局株式会社、北陸地域では中部薬品株式会社、甲信越地域では株式会社ファーマみらいなど地域に根づいた企業が展開しています。

新型コロナウイルス感染拡大による薬剤師求人への影響
中部地方では、県内の中心都市で人口が多いうえ、薬科大学を有しており新卒薬剤師の確保が容易な、愛知県名古屋市、新潟県新潟市、石川県金沢市の求人数の減少が顕著です。
しかし、そのほかのエリアについては依然として薬剤師不足な地域が多く、コロナ禍による求人数の変化は微減程度と言えそうです。また、年収水準についても700万円を超えるような高年収求人の希少価値は高まったものの、大きな変化は見られません。


ではここで中部地方にある求人を見てみましょう。(※2021年1月現在)
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【関西地方】の薬剤師平均年収と高額薬剤師求人

次に関西地方のランキングを見てみましょう。エリアの平均年収は550万円と、全国平均を12万円下回るエリアです。
県ごとにみるとこのようになっています。

             
全国ランキング 年収
エリア平均 550万円
9 三重県 601万円
17 滋賀県 564万円
18 和歌山県 563万円
19 大阪府 559万円
31 京都府 527万円
32 兵庫県 527万円
38 奈良県 507万円
全国平均 562万円

全国ランキングTOP10 に入る三重県は平均年収600万と高年収県です。
滋賀県、和歌山県は全国平均を上回るものの、京都府、兵庫県、奈良県の3県は全国ランキング30位以下となっており 特に京都府と兵庫県については薬剤師数の多さが関係しているようです。
また、このエリアでは最も薬剤師数の多い大阪府については全国平均をやや下回る559万円となっており、やはり都市部での年収は出にくいことを表しています。

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関西地方の展開企業
関西地方は関東地方と同様、大手企業の出店が目立つ地域です。しかし、一部地域密着型の中規模企業も積極的に展開しています。 たとえば調剤薬局では、I&H株式会社、株式会社プチファーマシスト、ゴダイ株式会社、株式会社アカカベ、株式会社フロンティアなど、ドラッグストアでは株式会社キリン堂、株式会社コクミンなどが展開しています。

新型コロナウイルス感染拡大による薬剤師求人への影響
関西地方では人気が高い大阪府の大阪市内・北摂エリアや、兵庫県神戸市内の事業所の求人数が減少傾向で、年収相場は30~50万円程度下がるケースがあります。しかし大阪府や兵庫県でもこれらのエリアを除けば、求人数・年収水準ともにコロナ前とほぼ変わりません。


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【中国・四国地方】の薬剤師平均年収と高額薬剤師求人

次に中国・四国地方のランキングを見てみましょう。エリアの平均年収は約543万円と、全国平均を約19万円下回るエリアです。
県ごとにみるとこのようになっています。

                 
全国ランキング 年収
エリア平均 543万円
3 高知県 643万円
4 島根県 626万円
13 広島県 571万円
21 香川県 548万円
22 山口県 539万円
30 岡山県 529万円
33 鳥取県 525万円
44 愛媛県 464万円
46 徳島県 444万円
全国平均 562万円

全国ランキングで3位の高知県は643万円、4位の島根県は626万円と、全国ランキングトップ10圏内に入り、平均年収が600万円を超える2県は、全国的に見てもかなり薬剤師数の少ない県です。 13位の広島県については薬剤師人数が多いものの571万円と、地方での都市エリアとしては高年収の県になります。 一方、四国の愛媛県、徳島県については400万円台と、エリア内での年収金額差が最大199万円と、格差の大きいエリアとなっています。

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中国・四国地方の展開企業
中国・四国地方では、地域密着型の企業が存在感を発揮しているのが特徴です。調剤薬局では、株式会社ファーマシィや株式会社エスマイル、ドラッグストアでは株式会社大屋などが地域に根差した店舗展開を進めています。

新型コロナウイルス感染拡大による薬剤師求人への影響
他の地域と同様、エリアを問わず求人数は減少傾向です。年収についてはコロナ感染拡大前後でほぼ変動はなく横ばいですが、700万円を超えるような高年収求人の数は減っています。
地域別に見ると、広島県広島市、愛媛県松山市、徳島県徳島市、岡山県岡山市については、県内で人気のエリアのため大幅な求人減少傾向が見られます。これまで薬剤師不足が目立っていた山陰エリアについても、処方箋受付枚数の減少に伴い採用の様子見をする企業が増えている状況です。


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【薬キャリ】岡山県津山市の年収900万円求人
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【九州地方・沖縄】の薬剤師平均年収と高額薬剤師求人

次に九州地方・沖縄のランキングを見てみましょう。エリアの平均年収は約524万円と、全国平均を約38万円下回る、全国で最も年収の低いエリアです。
県ごとにみるとこのようになっています。

               
全国ランキング 年収
エリア平均 524万円
14 宮崎県 570万円
23 大分県 538万円
25 熊本県 537万円
26 鹿児島県 537万円
28 福岡県 531万円
29 沖縄県 530万円
34 佐賀県 523万円
47 長崎県 428万円
全国平均 562万円

エリア内では最も年収の高い宮崎県が570万円と、全国平均を上回るものの、その他の件は520万円台~530万円台がほとんどのエリアです。 そして、中でも長崎県は全国で最下位の428万円と、すぐ隣の佐賀県とも95万円の差が生じています。

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九州地方・沖縄の展開企業
九州地方は地域密着型の調剤薬局企業が積極的に出店しています。
調剤薬局では株式会社タカラ薬局、株式会社ミズのほか、在宅医療に特化したHYUGA PRIMARY CARE株式会社なども展開しています。ドラッグストアについてはコスモス薬品株式会社をはじめ、広大な店舗面積と豊富な品揃えが特徴の「メガドラッグストア型」の店舗が多い点が特徴です。

新型コロナウイルス感染拡大による薬剤師求人への影響
他の地域と同様、求人数は減少傾向です。一方で、求人の年収に関してはコロナ感染拡大前後とほぼ変動はなく横ばいです。
地域別にみると、特に人気の高い福岡市内の転職難易度は上がっています。福岡市内は在宅医療に注力する調剤薬局が増えているため、在宅医療経験や意欲がある人の内定獲得率が高い印象です。


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