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ブラックな薬局の実態!薬剤師専門コンサルタントに突撃取材 その②

ブラックな薬局の実態!薬剤師専門コンサルタントに突撃取材 その②

薬剤師の転職業界の裏側を、薬剤師転職エージェントの現役・覆面コンサルタントに話を聞いてみました。 こんな調剤薬局・病院・ドラッグストアは要注意!!実際にコンサルタントが出会ったブラッグ薬局の実例とブラック薬局の見分け方を検証します。

前編はこちらから
現役覆面コンサルタントに聞いた!実録・ブラックな薬局!!―その①





【ブラックな薬局・症例③】無資格者が調剤業務をしている

だんだんブラック度指数が高くなってきましたね。

調剤業務は、資格を持っている薬剤師しかできません。
にもかかわらず、事務担当が、計数、計量、一包化、半錠、軟膏を混ぜるなどの調剤業務をしている事業所が存在するようです。

本当ですか?!

にわかに信じがたい話ですけどね。
全部事務にやらせて薬剤師が仕事をしないというところもあるみたいです。

ええ?!本当ですか?

ひどい例で言えば、社歴の長い事務が「薬剤師を採用するなら辞める!」と啖呵を切り、薬剤師をクビにしてしまったなんて話も。

えー!管理薬剤師は何をしているのですか?

管理薬剤師は薬歴書いているだけとか。
何かあっても責任とれないですよね。粉末薬の中に小麦粉を混入させていたなんて目撃談も。これは極端な例ですけどね。

怖くて薬局にいけなくなりそうです・・・。
これは正真正銘ブラック薬局ですね。

入社してみて、ブラック薬局だったということがないように、人間関係や業務体制など、転職前の情報収集は本当に大事です。


 □ 日本の無資格調剤について

アメリカをはじめ一部の先進国に於いてはテクニシャン制度が導入されており、薬剤師管理下の元であれば薬剤師以外であっても専門の資格をもつテクニシャンが調剤を行うことが認められています。
しかし、現状の日本に於いては薬剤師以外の人間が調剤(具体的には錠剤分割・計量調剤・ミキシング・一包化・疑義照会・監査等)を行うことは基本的には認められておらず、万が一調剤を行った場合は違法行為として罰せられます。
(ちなみに、ピッキングについてはグレーな部分があります・・。)

しかしながら薬剤師の人員不足やずさんな管理により水面下で無資格調剤が横行しているのが実状。
単独行為ではなく、大抵が責任者・管理薬剤師容認の違法行為なので、殆どの場合は内部告発をきっかけとして保健所の立ち入り検査が行われ、その後業務停止処分となっています。

一報でテクニシャン制度の導入を推進しようとする動きもありますが、薬剤師としての職域が狭まることになりかねないという消極的な意見や法整備等、課題の多くを解決できないまま議論は平行線のままという状況なのです。(2017年12月現在)





【ブラックな薬局・症例④】新手!新卒にかかりつけ薬剤師の同意書を取らせる

2016年4月からスタートした、かかりつけ薬剤師の同意書を取るノルマがあって大変、ということですか?

もちろんノルマも大変ですが、そんなものではありません。
そもそもかかりつけ薬剤師加算をするには、簡単に言えば、「3年以上実務経験もった、一週間で32時間以上勤務をしている経験豊富な薬剤師」しか加算をとることができないというのはご存知ですよね?

はい、知っています。
パートや新卒の薬剤師はかかりつけ薬剤師になることはできないのですよね。

そうです。しかし、なんと新卒の薬剤師にかかりつけ薬剤師の同意書を取らせているという調剤薬局も存在しているようなのです。

ええ?!でも、新卒薬剤師が同意書を取ったところで加算はできませんよね。

同意書を取った後に、別の薬剤師の名前にすり変えてしまうってことをやっているらしいのです。

指名した人でない人が、かかりつけ薬剤師になっているということですか?

その通りです。ブラックですよね。それを見て転職を決心したという方がいらっしゃいましたね。

これは新手のブラックですね(汗)


 [薬剤師のホンネ] かかりつけ薬剤師制度について

かかりつけ薬剤師制度が施行されて1年半が経過しました。かかりつけ薬剤師制度について、みなさんの薬局の取り組みはどうでしょうか?薬剤師さんのホンネをいくつか紹介します。

「もともと深夜に門前のクリニックから依頼の電話があったり、明け方に携帯が鳴るなど、
これまでだって24時間対応をしてきました。学校薬剤師や区民センターで健康に関する講座も開いてきました。
薬剤師になったときから地域の方々のために働いてきたのに、算定要件だ、同意書ノルマだ、今では患者の奪い合いをさせる構図になってしまっていて情けなさを感じます」

「かかりつけ薬剤師制度は、いらない!
患者様に無駄な医療費負担をさせるだけ。同意書がなくとも、算定されなくても、同じことはこれまでもしてきている」
「医療費削減といいながらも、かかりつけ薬剤師指導料として加算しているのはおかしい」

「薬剤師としての自覚がある人は前からやっていた。
でもそうでない薬局・薬剤師・われわれの業界に釘を刺したのが前回の診療報酬改定だったんだと思います。
楽して儲けられる時代ではないのだということですよね。
でも、もともとやってた方の人間としては、これが本当に患者様のためになっているのかと、甚だ疑問です・・・」

「月100件のノルマを課せられている・・・
休憩も休日も返上、当然有給だって消化できない。本当に自力で100件取れる薬剤師は存在するんだろうか。
アンケートや問診票の下に小さくかかりつけ薬剤師に同意させる文言が書いてある薬局もあるけど、これって不正請求なんじゃない?って、ツッコミたくなります」

「かかりつけ薬剤師指導料の算定=かかりつけ薬剤師として機能できているとは限らない。 患者様にかかりつけ薬剤師として信頼してもらえてはじめてかかりつけ薬剤師であるといえるんだと思う。 こんなにも薬局・薬剤師が叩かれるのは、加算を取ることに必死で中身が伴わない薬剤師が多いことにも原因がある」




【ブラックな薬局・症例⑤】もはや詐欺行為・・処方箋付け替え請求の横行

お!!ついにきましたね。話題の不正請求問題!

はい。でも正直、処方箋の付け替えをやってる薬局なんて珍しくないんですよね...。

調剤基本料1の算定要件を満たすためですね。

そうです。実際に上司からの処方箋付け替えの指示があり、それを理由に転職に踏み切ったという求職者もいましたしね...。

上司からの指示とは、信じがたい話ですね。

はい。表立って報道されているものについては氷山の一角でしかないですね。

そのようですね。

実は薬剤師さんの中には明らかな不正行為であっても、あまりに慣習化されていて疑問を持てない場合や、上司の指示でノルマ化されているなどして、感覚が麻痺してしまっている方も多いんです。
当事者になる前に速やかにコンサルタントに相談することをお勧めします。

心当たりのある薬剤師さんは速やかにコンサルタントに相談しましょう。


 □ 処方箋付け替え請求問題から見る現在の薬局業界の闇

2016年の調剤報酬改定以降、大手調剤薬局チェーン3社の処方箋付け替え請求問題が立て続けに発覚しました。
この背景には、「大型門前薬局」の報酬引き下げを目的とし、2016年度の診療報酬改定で新設された「調剤基本料3」(20点)があります。条件にあたると調剤基本料が半額になるため、大型店舗への集中率を下げてみせる為の処置が横行していたわけです。

日本薬剤師会、日本保険薬局協会らが会員薬局に対する自主点検を実施した結果、不正はなかったと明言したものの、2017年11月に新たに3社目の摘発があったことで、かえって自主点検の信頼性に疑問が残る結果となっています。
これにより、薬剤師からは大手チェーン薬局や薬剤師会に対する不信・不満の声が続出。
処方箋の付け替えだけでなく、診察をしていない患者の処方箋の交付、薬歴未記載等など悪質な不正行為が次々と行われる薬局業界。
不信感が募るのも無理はありませんね・・・。



【ブラックな薬局を見分ける処方箋】
「自分が転職する時は絶対、転職エージェント使いますよ。だって怖いし(笑)」

最後にですが、ブラックな薬局を見分ける方法を教えてください。

正直言って、プロのコンサルタントであっても、事前にブラック薬局を見分けるのって本当に難しいのです。
しかし、私たちは数多くの求職者から得た「情報」があります。更に、調剤薬局の採用担当者とお話していますから、偏りがない正確な情報をお伝えすることはできるかと思います。
私たちは、「どうやらブラック薬局らしい」という話はちゃんと蓄積していますから。ブラック薬局をご紹介しないようにリサーチしています。

つまり、転職エージェントを介して情報を積極的に集めた方が良いということですね。口コミも参考になりますけど、本当に正確な情報かどうかってわからないですしね。

逆に良い噂を聞かなかったけれど、内情はかなり働きやすい環境だったという話だったという話も聞くことはあるのですよ。 総合的な情報を集めることが重要です。「あの薬局はブラックらしい」という偏った情報に右往左往してしまうと機会損失になってしまうこともあります。

薬局は、コンビニよりも多いって言いますからね。自分で情報収集するにも限界がありますからね。

絶対、情報を把握している転職エージェントを通して転職した方がいいな、と自分がコンサルタントをしていて思います。(笑)このような話を毎日聞いていると転職に慎重になってしまいますよ。



 □ ブラックな薬局・症例のまとめ

残念ながら表立って見えないブラックな症例が蔓延している薬剤師業界。あなたもブラックな環境に慣れてしまっていませんか。
サービス残業や休みが取れないだけでなく、明らかな違法行為のある薬局に入社してしまってからでは遅いです。
下のチェックポイントを参考にあなたの薬局のブラック度を診断してみてください。
一つでも当てはまる場合、あなたの職場はブラック薬局と言えます。

[私の職場、もしかしてブラック? 今すぐできるブラック薬局チェック]

□ サービス残業は当たり前

□ 休日が取らせてもらえない(所定労働時間が8時間の場合は年間休日105日未満)

□ 給与日になっても給与が支払われない、未払いの給与がある

□ 明らかにかかりつけ薬剤師の要件を満たしていない薬剤師が同意書を取っている

□ 処方箋の多店舗付け替えが行われている

「私の職場ってもしかしてブラック?」
「転職したいけどブラックな職場に当たらないか不安」
という方は、迷わず専門の紹介会社に相談しましょう。
紹介会社は明らかなブラック企業の紹介は行わないので安心して転職できます。
利用者の多い紹介会社ほど薬剤師から仕入れた薬局情報を多く持っているということなので、「絶対ブラック薬局は避けたい!」という方は大手の紹介会社の利用をお勧めします。

【ブラック関連記事】
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