
この記事では登録販売者の転職サイトを比較する際のポイントと、転職サイトを利用する際のノウハウについて解説しています。
転職サイト選びに迷っているかたは、
▷▷【ここだけ見ればOK】早わかり!タイプ別転職サイトをクリック!
登録販売者の転職サイトの選びかた
登録販売者の転職で転職サイトを使いたいと考えているかたが最近増えてきています。
登録販売者の主な就業先となるドラッグストアや薬局、スーパー、ホームセンター等での需要が非常に高まっていることで、求人の数が増えたことが要因の一つです。
それらの求人の中からより条件の良いところを吟味し、効率的に転職先を決めたいという要望を持ったかたが増えているんです。
一方、転職サイト(紹介会社)は数多く存在しています。
特に初めて使うかたにとって転職サイト選びはとても悩ましい問題だと思います。
最も多いのが、「知り合いにおすすめされた」「名前を聞いたことがある」「比較サイトで上位に掲載されていた」という理由で選ぶパターンです。
必ずしもこの選び方が間違っているわけではないのですが、転職サイト選びを間違えると、求人を紹介してもらえず転職活動期間が延びてしまったり、
転職ができたとしても思わぬトラブルに遭遇してしまったり、結果として転職失敗につながることだってあるんです。
ということで、今回は転職サイト初心者向けの登録販売者の転職サイト選びかたについて解説をしていきたいと思います。
手っ取り早くおすすめの転職サイトを教えて!というかたにはまずこちらをご覧ください。
転職サイトの比較ポイント
数ある登録販売者の転職サイトを比較するポイントはズバリこの4点です。
- 求人数
- 対応している業種
- 対応している雇用形態
- 面談方法
「求人数」は多いに越したことはありませんね。求人数の多さ=サイトパワーと考えてよいでしょう。
なぜなら、求人数が多いほうが希望に合った求人が見つかりやすいためです。まず最初に比べたいポイントとなります。
次に、「対応している業種」も必ずチェックすべきポイントです。
ドラッグストアや薬局についてはどの転職サイトもカバーできているのですが、コンビニやディスカウントストア等の対応をしていない転職サイトもあるのでここもしっかり確認しましょう。
そして、「対応している雇用形態」もサイトによって異なります。特に、「派遣」や「パート」「契約社員」は対応していない転職サイトもあるので注意が必要です。
最後に「面談方法」です。
紹介会社の場合、大きくは直接会って面談する「対面面談」を重視している転職サイトと、直接会わない「電話・メール面談」をおこなっている転職サイトのふたつに分かれます。
好みにもよりますが、初めての転職で不安なかたは「対面面談」、時間がなくて忙しいかたや急いでいるかたは「電話・メール面談」を選ぶことが多いようです。
まずはこれらのポイントをおさえたうえで、手っ取り早くサイトを選ぶ方法がこちらです。
▷▷【ここだけ見ればOK】早わかり!タイプ別転職サイト
とにかくすぐに自分に合う転職サイトを知りたい。というかたのためにできるだけ簡潔にまとめました。
まず初めに、転職サイトは1つではなく2~3サイト登録しましょう。
実際、転職サイトを利用するかたのうち7割が複数の転職サイトを併用しています。
これは転職サイトを利用するときの基本なのでよく覚えておいてください。
理由はこちらで解説しています。
■「まずは王道をおさえたい」ならこの2サイト
まずは基本の超大手2社。
登録販売者転職の老舗といえばここ「アポプラス登販ナビ」と
「登販エージェント」です。
求人数も多く、全国対応しているこの2サイトさえ登録しておけばとりあえずは安心です。
■「会って相談したい」ならこの2サイト
初心者の場合は直接会ってコンサルタントに相談に乗ってほしいというかたも多いので、その場合は対面面談に力をいれているこちらの2社がおすすめです。
「アポプラス登販ナビ」、「チアジョブ」。
■「効率重視」ならこの2サイト
効率重視で転職活動を進めたいというかたには、スピード対応に定評がある「登販エージェント」、と
スカウトサービスを行っている「ジョブメドレー登録販売者」の2サイトがおすすめ。
ジョブメドレー登録販売者は紹介会社ではなく求人に自分で問い合わせて応募する「直接応募型」サイトです。
会員登録をしておけば企業からスカウトを受けることもできるので、より効率的に転職先を探すことができます。
それぞれの転職サイトについてもっと詳しく知りたいかたは続きもご覧ください。
登販ナビ(アポプラス)
アポプラスが運営する登録販売者専門の紹介サービスでサービスの規模としては業界最大手です。
総合評価 | ![]() |
求人数 | 14,533件 |
対応業種 | ドラッグ・コンビニ・薬局・スーパー・ホームセンター |
雇用形態 | 正社員・パート・契約・派遣 |
面談形式 | 対面面談 |
・内定獲得率80%以上。求人紹介から入社まで一気通貫のコンサルティング
・10年以上の実績と「登録販売者専門」の豊富な知識が、理想の職場へとつなげる
・業界No.1の求人数。雇用形態や業態ごとに、求職者に合った働き方を提案
登販エージェント(エムスリーキャリア)
総合評価 | ![]() |
求人数 | 7,252件 |
対応業種 | ドラッグ・薬局・企業 |
雇用形態 | 正社員・パート |
面談形式 | 電話・メール面談 |
・電話やメールでの面談をしているので忙しいかたに喜ばれています
・全国の求人を網羅しています
・医療系人材サービスに特化しているエムスリーグループだからこその交渉力
チアジョブ(メディカルリソース)
総合評価 | ![]() |
求人数 | 11,404件 |
対応業種 | ドラッグ・コンビニ・薬局・家電量販店・ホームセンター |
雇用形態 | 正社員・パート・契約 |
面談形式 | 対面面談 |
・日本調剤グループの運営する登録販売者専門紹介サービス
・対面面談で求職者ひとりひとりと向き合う姿勢
・書類添削や面接対策等のきめ細やかなサポート
ジョブメドレー(メドレー)
総合評価 | ![]() |
求人数 | 15,845件 |
対応業種 | ドラッグ・薬局 |
雇用形態 | 正社員・パート・契約 |
面談形式 | - |
・サイトに掲載されている求人に直接自分で問い合わせる自己応募型の転職サイトです
・会員登録すると企業からのスカウトサービスが利用できます
複数の転職サイトを使っていいの?
転職サイトを初めて利用するかたは、まずは利用する転職サイトを1つに絞るところから始めようとしがち。
でもこれは非常に危険なのでやめましょう。
転職HAKASEでは、<2~3社の転職サイトに登録>することをおすすめしています。
はじめから1社に絞って転職活動を始めると、希望に合う求人が見つからなかったときや、担当のコンサルタントと合わなかった場合
転職活動自体がストップしてしまうリスクがあります。
行き詰ってしまってから別の転職サイトへの登録をするとかなりの時間ロスです。
まず、転職サイトを利用する場合は複数の転職サイトを併用することが常識です!コンサルタントもその点については当然わかっているため、
もしも別の転職サイト経由で良い紹介先が決まった場合は「ほかの紹介会社で決まりました!」と正直に言えばよいわけです。
逆に、1社に絞らせようとするコンサルタントは怪しいと思ってください。
こんな時どうする?登録販売者専門転職サイトの賢い使い方
脅されているようで萎えてしまった。
これはよくあるのですが、コンサルタントの押しが強すぎることで求職者を追い込むケースですね。
コンサルタントも内定を取りたいために(特に月末はよく見られる現象のようです)求職者を焦らすことがあるようです。
しかし、これは絶対にNGですね。そんなことを言われた日にはすぐにコンサルタントのチェンジを申し出ましょう。
自分自身で納得できないまま決めてしまうとすぐにまた転職する羽目になるので、コンサルタントの圧力に負けず、自分で判断することが大事です。
いいえ、大丈夫です。
よく、「3ヶ月以上は働かないと違約金が発生する」と勘違いしているかたがいるのですが、そんなルールはどこにもありません。
転職サイトを介した人材紹介サービスは、求職者側に料金が発生するサービス形態ではないので、その点は安心して大丈夫です。
ただ、このかたのように、短期間で退職を考えた場合、会社に言う前にまず転職時に担当してくれたコンサルタントに相談してみることをおすすめします。
辞めたいと思った理由にもよりますが、もしも条件面で改善できる可能性がある内容の場合、
コンサルタントがあなたと会社の間に入って再調整することも可能だからです。
転職サイトを利用して転職した場合、転職後少なくとも1年程度はサポート期間としていろいろな相談に乗ってくれるので、気にせず相談してみましょう。
登録販売者の転職サイト選びのポイントまとめ
- 転職サイトは自分にあったものを比較して選ぶ
- 比較ポイントは「求人数」「業種」「雇用形態」「面談方法」
- 転職サイトごとの特徴をおさえて自分に合った転職サイトを選びましょう
- 転職サイトは1社に絞って使うのは危険!2~3社登録して比較しましょう
- コンサルタントのゴリ押しはNG!あたったら担当変更を申し出ましょう
- コンサルタント主導ではなく自分で納得するところを選びましょう
- 転職サイトの利用で料金がかかることはありません
- 入社後1年程度はコンサルタントを頼ってもOK