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薬剤師の転職履歴書の書き方完全ガイド|免許の正式名称・志望動機例文・職場別アピール術【2026年最新】

薬剤師が転職活動で最初にぶつかる壁が「履歴書の書き方」です。薬剤師免許の正式名称、職場ごとの志望動機の書き分け、転職回数が多い場合の職歴欄の工夫など、薬剤師ならではの悩みを網羅的に解説します。この記事を読めば、書類選考を突破できる履歴書が完成します。

目次

【結論】薬剤師の転職履歴書は「3つの鉄則」を押さえれば通過率が上がる

薬剤師の転職における履歴書作成で最も重要なポイントは、「薬剤師免許・認定資格の正式名称を正確に記載すること」「応募先の職場タイプ(調剤薬局・病院・ドラッグストア・企業)に合わせて志望動機をカスタマイズすること」「処方箋枚数や服薬指導件数などの具体的な数値で実績をアピールすること」の3点です。採用担当者はこの3つを見て、即戦力として活躍できる人材かどうかを判断しています。逆に言えば、ここを押さえずに使い回しの履歴書で応募し続けても、書類選考を通過するのは難しいでしょう。

以下では、履歴書の各項目を順番に解説しながら、薬剤師特有の書き方のコツや例文を詳しくご紹介していきます。

薬剤師の転職で履歴書が重要な理由

薬剤師の転職市場は売り手市場と言われることが多いですが、だからといって履歴書を軽視してよいわけではありません。特に人気の高い大手調剤薬局チェーン、大学病院、製薬企業のDI職やメディカルアフェアーズ職などは応募者が集中するため、書類選考の段階でかなりの数がふるいにかけられます。

採用担当者が履歴書を見る時間は、一般に1枚あたり30秒〜1分程度と言われています。限られた時間の中で「この人に会ってみたい」と思わせるには、正確な情報記載と、自分のキャリアを端的に伝える志望動機・自己PRが不可欠です。また、薬剤師という専門職だからこそ、免許や資格の記載が正確であることは信頼性に直結します。「細かいところまできちんとしている人だ」という印象を与えることが、面接への切符を手にする第一歩です。

なお、履歴書と合わせて職務経歴書の提出を求められるケースがほとんどです。職務経歴書の書き方について詳しく知りたい方は、薬剤師の職務経歴書の書き方完全ガイド|採用担当者に刺さる例文・テンプレート・業種別ポイントを徹底解説【2026年最新】もあわせてご覧ください。

履歴書の基本情報欄の書き方(日付・写真・氏名・住所・連絡先)

日付の書き方

履歴書の日付は「提出日」を記載するのが原則です。郵送の場合は投函日、持参の場合は持参当日の日付を書きます。西暦・和暦はどちらでも構いませんが、履歴書全体で必ず統一してください。学歴欄は和暦なのに日付だけ西暦、といった不統一は「注意力が足りない人」という印象を与えてしまいます。2026年現在は令和8年です。和暦を使う場合は間違えないようにしましょう。

証明写真のポイント

証明写真は直近3ヶ月以内に撮影したものを使用します。スピード写真よりも写真館での撮影が望ましいですが、最近はスマートフォンアプリで撮影したものでも、背景が白無地で画質が良ければ問題ないという採用担当者も増えています。服装は男女ともにスーツが基本です。白衣での撮影はNGではありませんが、一般的には避けたほうが無難でしょう。髪型は清潔感を重視し、前髪が目にかからないように整えてください。

氏名・住所・連絡先

氏名はフリガナ欄が「フリガナ」ならカタカナ、「ふりがな」ならひらがなで記載します。住所は都道府県から省略せずに書き、マンション名・部屋番号まで正確に記載してください。連絡先の電話番号は、日中連絡が取れる携帯電話番号を記載するのが一般的です。メールアドレスはプライベート用のわかりやすいものを記載し、現在の職場のアドレスは使わないようにしましょう。

学歴欄の書き方と記入例

学歴は中学校の卒業から記載するのが一般的ですが、転職の場合は高等学校の卒業から書けば十分です。薬学部を卒業している場合は、大学名だけでなく「薬学部 薬学科」のように学部・学科まで正確に記載してください。6年制薬学部と4年制薬科学科では採用担当者の受け取り方が異なるため、曖昧にせず明記することが大切です。

大学院を修了している場合は「○○大学大学院 薬学研究科 ○○専攻 修士課程修了」のように記載します。「卒業」ではなく「修了」である点に注意しましょう。中退の場合も正直に「中途退学」と記載し、理由を簡潔に書き添えることが望ましいです。

記入例としては、以下のような形式になります。

令和2年3月 ○○県立○○高等学校 卒業
令和2年4月 ○○大学 薬学部 薬学科 入学
令和8年3月 ○○大学 薬学部 薬学科 卒業

西暦と和暦の統一は、履歴書全体を通じて最も見落としやすいミスの一つです。書き終えたあとに必ず全体を通して確認する習慣をつけましょう。

職歴欄の書き方と記入例

基本の書き方

職歴は時系列順に、入社(入職)と退社(退職)をすべて記載します。薬剤師の場合、法人名だけでなく店舗名や病院名まで記載するのが一般的です。たとえば「株式会社○○ ○○薬局 △△店 入社」のように、どの現場で働いていたかが伝わるように書きます。

各職場での主な業務内容を1行程度で補足すると、採用担当者が経歴を理解しやすくなります。たとえば「調剤業務、服薬指導、在宅医療(訪問薬剤管理指導)を担当」のような記載です。

転職回数が多い場合の対処法

薬剤師は業界特性として転職回数が多くなりがちです。SNS上でも「薬剤師は転職回数多くなりがちだから、職歴の書き方で印象がかなり変わる」という声が多く見られます。転職回数が5回以上ある場合でも、すべて正直に記載するのが原則です。職歴を省略したり虚偽の記載をすると、社会保険の手続きなどで発覚する可能性があり、内定取り消しや解雇の原因になりかねません。

職歴欄に書ききれない場合は、「詳細は職務経歴書に記載」と書いて別紙にまとめる方法もあります。職務経歴書では各職場での成長や習得スキルを体系的にまとめることで、「転職のたびにキャリアアップしてきた」というポジティブなストーリーを伝えることが可能です。

ブランク(離職期間)がある場合

育児や介護、体調不良などでブランクがある場合は、その期間に行っていたことを簡潔に記載しましょう。「育児のため退職」「家族の介護に専念」など理由を明記したうえで、復職に向けて取り組んだこと(研修の受講、e-ラーニングでの学習、認定薬剤師の単位取得など)があれば添えると好印象です。特にブランク後のパート勤務から正社員への転職を目指す場合は、パート期間中の業務内容や実績もしっかり記載しましょう。

免許・資格欄の書き方(薬剤師免許の正式名称と記載ルール)

薬剤師の転職においてもっとも注意が必要な項目が、この免許・資格欄です。薬剤師免許の正式名称は「薬剤師免許」です。「薬剤師資格」や「薬剤師国家資格」ではありませんので注意してください。記載形式は「令和○年○月 薬剤師免許 取得」となります。

ここで多くの薬剤師が迷うのが「取得年月日」です。SNSでも「薬剤師免許の取得年月日って、名簿登録日なのか合格日なのか毎回わからなくなる」という声がたびたび話題になっています。正式には、厚生労働省の薬剤師名簿に登録された日(免許証に記載されている登録日)を記入します。国家試験の合格日ではないため、手元の免許証で必ず確認してください。

認定薬剤師や専門薬剤師の資格を持っている場合も、正式名称で記載します。たとえば「日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師」「日本医療薬学会 がん専門薬剤師」「日本薬剤師会 かかりつけ薬剤師」などです。応募先の業務内容に関連する資格があれば、必ず記載しましょう。

薬剤師免許以外の資格として、普通自動車運転免許(在宅医療での訪問業務に必要な場合が多い)、TOEIC(外資系製薬企業を目指す場合)、登録販売者(ドラッグストア勤務経験がある場合)なども記載するとアピールになります。取得年月日の古い順に上から記載するのが一般的です。

履歴書全体の書き方をもう少し詳しく確認したい方は、薬剤師の転職履歴書の書き方完全ガイド|免許の正式名称・志望動機例文・職場別アピール術【2026年最新】も参考になります。

志望動機の書き方と職場別の例文

志望動機を書く前に意識すべき3つのポイント

薬剤師の志望動機で採用担当者が見ているのは、「なぜこの職場を選んだのか」「入職後にどう貢献できるのか」「長く働いてくれるか」の3点です。とりわけ調剤薬局の場合、「どこの薬局も似たような感じで差別化ポイントが書けない」という悩みがSNS上でも頻出しています。そのため、応募先の特徴(在宅医療への取り組み、特定の診療科の門前薬局であること、教育制度の充実など)を事前にリサーチし、自分の経験やスキルと結びつけて書くことが大切です。

志望動機の使い回しは絶対に避けましょう。実際に「志望動機を使い回してたら全然通らなかった。応募先ごとにカスタマイズしたら面接まで進めた」という経験談もあり、採用担当者は使い回しの文章を見抜いています。

調剤薬局への転職(志望動機例文)

「これまで5年間、内科・小児科の門前薬局で調剤業務および服薬指導を担当し、1日平均80枚の処方箋に対応してまいりました。貴局は在宅医療に力を入れておられ、地域包括ケアシステムの中で薬剤師の役割を広げていくという方針に深く共感いたしました。前職で培った服薬指導のスキルを活かしながら、在宅訪問にも積極的に取り組み、地域の患者様のQOL向上に貢献したいと考えております。」

ポイントとしては、処方箋枚数など具体的な数値を入れること、応募先の特徴(在宅医療への注力)に言及すること、入職後のビジョンを示すこと、そして調剤薬局への応募では「貴社」ではなく「貴局」を使うことです。

病院への転職(志望動機例文)

「調剤薬局で3年間の実務経験を積む中で、より患者様の治療に深く関わりたいという思いが強くなりました。貴院は急性期医療に強みを持ち、薬剤師が病棟業務やチーム医療に積極的に参加されている点に魅力を感じております。調剤薬局で身につけた処方監査のスキルと患者様とのコミュニケーション力を活かし、病棟薬剤師として医療チームに貢献したいと考えております。」

病院への応募では「貴院」を使います。また、病院薬剤師として何をしたいのか(病棟業務、DI業務、治験管理など)を具体的に書くことで、入職後のミスマッチを防ぐ効果もあります。

ドラッグストアへの転職(志望動機例文)

「OTC医薬品を含めたセルフメディケーション支援に関心があり、調剤併設型店舗で処方薬と一般用医薬品の両方の知識を活かせる貴社の環境に魅力を感じております。前職の調剤薬局では管理薬剤師として後輩指導にも携わってまいりましたので、貴社においてもスタッフの育成やかかりつけ薬剤師の推進に貢献できると考えております。」

ドラッグストアは「貴社」を使用します。OTC医薬品の知識やマネジメント経験をアピールすると効果的です。

志望動機の書き方についてさらに掘り下げた情報は、薬剤師の転職で差がつく志望動機の書き方|職場別例文・NG例・採用担当者の本音まで完全解説で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

自己PR欄の書き方

自己PR欄は、志望動機欄とは異なり「自分の強みや経験を端的にアピールする場」です。志望動機が「なぜここで働きたいか」を伝えるのに対し、自己PRは「自分は何ができるか」を伝えるものと考えてください。

薬剤師の自己PRで効果的なのは、業務実績を具体的な数値で示すアプローチです。たとえば「1日平均100枚の処方箋を正確に調剤」「在宅訪問を月20件担当」「後発医薬品への切り替え推進で変更率を60%から85%に向上」「管理薬剤師として5名のスタッフを統括」など、数字があると説得力が格段に増します。

新卒や経験の浅い方、ブランクのある方は、実績の数値化が難しい場合もあるでしょう。その場合は、大学時代の研究テーマや実習での気づき、ブランク期間中の自己研鑽内容、パート勤務で得た経験などを具体的に書くことで、学ぶ姿勢や意欲をアピールできます。

本人希望欄の書き方

本人希望欄は「特になし」と書くのではなく、「貴局(貴社・貴院)の規定に従います」と記載するのがマナーです。ただし、どうしても譲れない条件がある場合は、簡潔に記載しましょう。たとえば「子どもの保育園送迎のため、勤務開始は9時以降を希望いたします」「自宅から通勤可能な○○エリアの店舗を希望いたします」などです。

給与や待遇に関する細かい希望は、本人希望欄ではなく面接時や転職エージェントを通じて伝えるのが得策です。履歴書の段階で条件を細かく書きすぎると、「融通が利かない人」と受け取られるリスクがあります。

手書きとパソコンどちらがいい?履歴書作成の形式について

「手書きかパソコンか毎回迷う」という声はSNS上でもよく見かけます。結論としては、2026年現在はパソコン作成が主流です。特に調剤薬局やドラッグストア、企業への応募ではパソコン作成で全く問題ありません。一方、病院や一部の老舗薬局では手書きを好む採用担当者もいるという話がありますが、これも徐々に減りつつあります。

パソコンで作成する場合は、フォーマットは厚生労働省推奨の様式を使うのが無難です。各転職エージェントのサイトからもテンプレートを無料でダウンロードできるので活用しましょう。印刷はA3サイズ(二つ折り)またはA4サイズ2枚が一般的です。

手書きで作成する場合は、黒のボールペン(消せるペンは不可)を使い、修正液や修正テープは使わずに書き直すのがルールです。丁寧な字で書くことが第一ですが、字の上手・下手よりも「読みやすさ」と「丁寧さ」が重要です。

薬剤師の履歴書に関する口コミ・リアルな声

実際にSNSやQ&Aサイトで発信されている薬剤師たちの声を見ると、履歴書作成における共通の悩みが浮かび上がってきます。

まず最も多いのが志望動機に関する悩みです。「調剤薬局ってどこも似たような感じで差別化ポイントが書けない」という声が繰り返し見られます。これに対しては、先述したように応募先の特徴を徹底的にリサーチし、自分の経験と結びつけることが解決策になります。応募先のホームページだけでなく、薬局の口コミサイトや地域の医療情報なども確認すると差別化のヒントが見つかるでしょう。

また、元採用担当の薬剤師がSNSやnoteで発信している情報も参考になります。たとえば「調剤薬局の人事として多くの履歴書を見てきたが、志望動機に具体性がない応募者が圧倒的に多い。逆に言えば、具体的に書くだけで差がつく」という採用側のリアルな声もあり、これは非常に参考になるポイントです。

転職アドバイザー系のアカウントでは、「履歴書だけで判断されるのはもったいない。でもだからこそ、履歴書を丁寧に作ることで面接のチャンスを確実に掴んでほしい」という趣旨の発信が支持を集めています。履歴書はあくまで面接への切符であり、ここで脱落してしまうと自分の魅力を伝える機会すら得られないのです。

こんな人はとくに履歴書の書き方を見直そう

薬剤師の転職で履歴書の書き方を特に意識してほしいのは、以下のような状況にある方です。

まず、初めて転職活動をする方です。新卒時の就職活動とは異なり、転職では「即戦力としてどう貢献できるか」を軸に自分をアピールする必要があります。学生時代の履歴書の書き方とは異なるポイントが多いため、一から確認することをおすすめします。

次に、転職回数が3回以上の方です。職歴欄の記載方法に工夫が必要であり、各職場で何を得てどう成長したかを体系的に整理する必要があります。

また、ブランクがある方も注意が必要です。育児・介護・体調不良などでブランクがある場合、その期間をどう説明するかで採用担当者の印象が大きく変わります。前向きな姿勢が伝わる書き方を意識しましょう。

さらに、調剤薬局から病院、あるいは病院からドラッグストアなど、異なる業態への転職を目指す方は、志望動機の書き方が特に重要です。「なぜ今の業態ではなく、応募先の業態を選ぶのか」を論理的に説明する必要があります。

転職活動そのものに疲れを感じている方には、薬剤師の転職に疲れたあなたへ|「もう限界…」と感じたときの原因別対処法と疲れない働き方の見つけ方も参考になるかもしれません。

転職エージェントを活用するメリット

薬剤師専門の転職エージェントを利用すると、履歴書・職務経歴書の添削を無料で受けられるという大きなメリットがあります。自分では気づきにくい誤字脱字、不適切な表現、アピール不足の箇所などを、プロの目でチェックしてもらえるのは心強いポイントです。

また、応募先の採用傾向や面接で聞かれやすい質問、求める人物像などの内部情報を教えてもらえることもあります。志望動機を書く際の参考になるだけでなく、書類選考後の面接対策にもつながります。

さらに、テンプレートのダウンロードや書き方ガイドを提供しているエージェントも多く、フォーマット選びに迷う手間を省けます。履歴書のフォーマットは厚生労働省推奨の最新版を使うのが原則ですが、エージェント経由であれば適切なものを案内してもらえるため安心です。

履歴書提出前のチェックリスト

履歴書を書き終えたら、提出前に以下の項目を必ず確認しましょう。見落としがちなポイントをまとめます。

日付は提出日(郵送なら投函日)になっているか。西暦・和暦は履歴書全体で統一されているか。証明写真は3ヶ月以内のものが貼ってあるか、裏面に氏名が書いてあるか。氏名のフリガナは正しい表記(カタカナ・ひらがなの区別)で書かれているか。学歴の入学・卒業年は正確か。職歴に漏れはないか。薬剤師免許の取得年月は名簿登録日になっているか。資格の正式名称は正確か。志望動機は応募先ごとにカスタマイズされているか。「貴社」「貴院」「貴局」の使い分けは正しいか。本人希望欄は空欄ではなく「貴局の規定に従います」等の記載があるか。全体を通して誤字脱字はないか。

このチェックリストを活用して、一つひとつ丁寧に確認してから提出することをおすすめします。

関連情報:キャリアの幅を広げる選択肢

薬剤師のキャリアは調剤薬局や病院だけではありません。近年は地方や離島での勤務を選ぶ薬剤師も増えており、高年収を実現しながらワークライフバランスを確保できるケースもあります。興味のある方は、離島薬剤師の転職が今アツい!年収800万円超も可能な”島の薬剤師”という働き方を徹底解説【2026年最新】もチェックしてみてください。

薬剤師の転職履歴書に役立つ参考書籍

履歴書や職務経歴書の書き方に不安がある方は、書籍で体系的に学ぶのも効果的です。薬剤師の転職に特化した書き方のノウハウや、職場別のアピール方法をまとめた書籍が出版されています。

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よくある質問(FAQ)

Q. 薬剤師免許の履歴書への書き方で、正式名称は何ですか?

正式名称は「薬剤師免許」です。「薬剤師資格」「薬剤師国家資格」は正式名称ではないため使用しないでください。取得年月は、国家試験の合格日ではなく、薬剤師名簿への登録日(免許証に記載されている日付)を記載します。

Q. 調剤薬局への転職で、志望動機に「貴社」「貴院」「貴局」のどれを使うべきですか?

調剤薬局の場合は「貴局」を使用するのが一般的です。病院であれば「貴院」、ドラッグストアや製薬企業など法人(株式会社等)であれば「貴社」を使います。間違えると「リサーチ不足」と見なされるため、応募先の組織形態に合わせて正確に使い分けましょう。

Q. 転職回数が多い場合、職歴を省略してもいいですか?

省略はおすすめしません。社会保険の加入記録などから発覚する可能性があり、経歴詐称と見なされるリスクがあります。職歴欄に書ききれない場合は「詳細は職務経歴書に記載」と補足し、職務経歴書でキャリアの一貫性やスキルの積み上げを丁寧に説明しましょう。

Q. 履歴書は手書きとパソコンのどちらが有利ですか?

2026年現在はパソコン作成が主流です。調剤薬局・ドラッグストア・企業ではパソコン作成で全く問題ありません。病院など一部の応募先では手書きが好まれるケースもありますが、全体的にはパソコン作成が増えています。判断に迷う場合は、転職エージェントに確認するのが確実です。

Q. 認定薬剤師や専門薬剤師の資格はすべて記載すべきですか?

基本的にはすべて記載することをおすすめしますが、応募先の業務内容との関連性が高い資格を優先的に記載しましょう。記載スペースに限りがある場合は、「研修認定薬剤師」「かかりつけ薬剤師」など応募先で直接活かせる資格を優先し、関連性の低い資格は職務経歴書に記載する方法もあります。

Q. 退職理由はどこまで書くべきですか?

履歴書の職歴欄では「一身上の都合により退職」「会社都合により退職」のどちらかを記載すれば十分です。詳しい退職理由は面接で聞かれた際に答えればよく、履歴書にネガティブな内容を長々と書く必要はありません。ただし、志望動機の中で前向きな転職理由として触れることは効果的です。

まとめ

薬剤師の転職における履歴書作成のポイントを改めて整理します。もっとも重要なのは、薬剤師免許や認定資格の正式名称を正確に記載すること、応募先の職場タイプに合わせて志望動機を毎回カスタマイズすること、そして処方箋枚数や訪問件数などの具体的な数値で実績をアピールすることです。

履歴書は「自分の分身」です。丁寧に作成された履歴書は、それだけで「この人はきちんとした仕事をしてくれそうだ」という信頼感を生みます。本記事で解説した項目を一つずつ確認しながら、書類選考を突破する履歴書を完成させてください。

なお、書き方に不安がある方は、薬剤師専門の転職エージェントの無料添削サービスを活用するのも賢い選択です。プロの視点でのフィードバックを受けることで、自分では気づかなかった改善点が見つかることも多いでしょう。皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。

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