薬剤師の転職で職務経歴書を書く必要があるけれど、何をどう書けばいいかわからない――そんな悩みを抱えていませんか。本記事では、採用担当者が本当に見ているポイントから業種別の例文、すぐ使えるテンプレート情報まで、書類選考を突破するために必要なすべてを網羅的に解説します。
【結論】薬剤師の職務経歴書は「数字の羅列」ではなく「再現性ある実績」で勝負する時代
2026年現在、薬剤師の転職市場は大きな転換期を迎えています。有効求人倍率は依然として2倍以上の売り手市場ではあるものの、大手調剤薬局やドラッグストアでは中途採用を絞り込む動きが出始めており、「薬剤師免許があれば採用される」時代は終わりつつあります。採用側は応募者の”質”を重視するようになり、職務経歴書の内容が書類選考の合否を左右する決定的な要素になっています。
つまり、これからの薬剤師転職では、処方箋枚数や科目数を並べるだけでは不十分です。「どんな課題に対して、どう工夫し、どんな成果を出したか」という再現性のあるエピソードを、採用担当者が読みやすい形式で伝えることが求められます。この記事を最後まで読めば、あなたの経験を最大限にアピールできる職務経歴書を仕上げられるはずです。
転職活動の全体像を先に把握したい方は、薬剤師の転職の流れを完全ガイド|準備から入職後まで7ステップで失敗しない進め方を徹底解説もあわせてご覧ください。
そもそも職務経歴書とは?履歴書との違いを理解しよう
転職活動が初めての薬剤師にとって、まず混乱しやすいのが「履歴書」と「職務経歴書」の違いです。この2つは提出セットとして同時に求められることが多いですが、役割はまったく異なります。
履歴書は、氏名・学歴・職歴・保有資格など「あなたの基本情報」を定型フォーマットで一覧化する書類です。一方、職務経歴書は、これまでの業務内容・実績・身につけたスキルを自由なフォーマットで詳しく説明する書類です。履歴書が「減点を防ぐための土台」だとすれば、職務経歴書は「加点を積み上げるためのプレゼン資料」と考えるとわかりやすいでしょう。ある採用担当者は「履歴書は正しく見てもらうための土台、職務経歴書はあなたを採用する理由を作る書類」と表現しています。
薬剤師の場合、新卒で入社してからずっと同じ職場に勤めてきた方も多く、職務経歴書を書いた経験がないケースが少なくありません。SNS上でも「初めての作成は意外と時間がかかる」という声が多く見られます。だからこそ、早い段階で書き方を押さえておくことが重要です。
薬剤師の職務経歴書 基本構成と各項目の書き方
薬剤師の職務経歴書は、基本的にA4用紙1〜2枚にまとめるのが鉄則です。作成はパソコンで行い、読みやすいレイアウトを心がけましょう。ここでは、職務経歴書に盛り込むべき項目を順番に解説します。
職務要約(冒頭3〜5行が勝負)
職務要約は、あなたのキャリア全体を簡潔にまとめた”エレベーターピッチ”です。採用担当者は1日に何十枚もの書類に目を通すため、最初の数行で「この人の書類をもっと読みたい」と思わせる必要があります。薬剤師としての経験年数、主な勤務先の業態(調剤薬局・病院・ドラッグストアなど)、特に力を入れてきた業務領域を3〜5行に凝縮してください。
たとえば、「調剤薬局で8年間の勤務経験があり、内科・小児科を中心に1日平均40枚の処方箋を扱ってきました。直近3年間は管理薬剤師として在庫管理の効率化やスタッフ教育にも従事し、在庫ロス率を前年比15%削減した実績があります」のように、数値と具体的な成果を交えて書くと印象に残ります。
職務経歴(編年体式が基本)
職務経歴の記載形式には「編年体式」と「キャリア式」の2種類がありますが、薬剤師の場合は時系列で経歴を並べる編年体式が基本です。とくに転職回数が少ない方は、古い経歴から順に書く「正編年体式」が最も読みやすく、採用担当者にとっても馴染みのある形式です。逆に、直近の経験を強くアピールしたい場合は、新しい経歴から書く「逆編年体式」も有効です。
各勤務先ごとに記載すべき情報は、勤務先名称、在籍期間、薬局・病院の規模(薬剤師数、店舗の立地特性)、取り扱い処方科目、1日あたりの処方箋枚数、具体的な業務内容です。業務内容の記載では、単に「調剤業務」「服薬指導」と書くだけでは差別化できません。「循環器内科の処方を中心に、高齢者向けの一包化調剤に注力」「在宅患者15名を担当し、医師・ケアマネとの多職種カンファレンスに月2回参加」のように、対象・規模・頻度を具体的に盛り込みましょう。
活かせる経験・知識・技術
このセクションは、あなたが転職先で即戦力として活躍できることを示す重要な箇所です。調剤スキル(一包化、粉砕調剤、無菌調製など)、服薬指導の得意分野、薬歴管理のノウハウ、在宅医療の経験、マネジメント経験などを項目別に整理します。
ここで差がつくのは、単なるスキルの列挙で終わらせないことです。SNSで反響を集めた薬剤師採用担当者の投稿によれば、「処方箋枚数より”工夫”が見られている」「科目数より”対応力”が評価される」とのこと。たとえば「後発医薬品への変更率を80%から92%に向上させた」「疑義照会の内容をデータベース化し、チーム内で共有する仕組みを構築した」といった、プロセスと成果をセットで書ける経験があれば強力なアピールになります。
保有資格
薬剤師免許は当然として、それ以外に取得している資格をすべて記載しましょう。研修認定薬剤師、かかりつけ薬剤師の届出実績、日病薬病院薬学認定薬剤師、がん薬物療法認定薬剤師、在宅療養支援認定薬剤師などは、専門性のアピールに直結します。取得年月も併記してください。
また、電子処方箋やリフィル処方箋への対応経験がある場合は、2026年現在の市場ニーズにマッチした先進的なスキルとして高い評価が期待できるため、積極的に記載することをおすすめします。
自己PR(職務経歴書の締めくくり)
自己PRは、職務経歴書の最後に配置することが多いセクションです。ここでは、あなたの強み・仕事への姿勢・転職先でどう貢献できるかを、具体的なエピソードを交えて伝えます。志望動機とも連動させると一貫性が出ます。
薬剤師の自己PRで陥りがちなのが、「コミュニケーションスキルに自信があります」「患者さまに寄り添った対応を心がけています」といった抽象的な表現です。これでは他の応募者との差別化ができません。「月間クレーム件数をゼロにするために、服薬指導の際に必ず患者さまの生活背景を確認するヒアリングシートを独自に作成し、チームに展開した」のように、行動と結果を具体的に書くことで説得力が格段に上がります。
【業種別】薬剤師の職務経歴書 例文とアピールポイント
同じ薬剤師でも、どの業態で働いてきたかによってアピールすべきポイントは大きく異なります。ここでは、代表的な4つの業種ごとに、押さえておきたい記載ポイントと例文のエッセンスを紹介します。
調剤薬局からの転職
調剤薬局は薬剤師の勤務先として最も多いため、「ありきたりな経歴」に見えないよう工夫が必要です。取り扱い処方科目の幅広さや、かかりつけ薬剤師としての実績、在宅訪問の経験、後発医薬品の使用促進への取り組みなどを具体的にアピールしましょう。管理薬剤師としてスタッフのシフト管理や新人教育、在庫管理のマネジメントに携わった経験があれば、リーダーシップを示す強い材料になります。
例文の一部としては、「門前クリニック(内科・整形外科)を主軸とした調剤薬局にて、1日平均処方箋枚数45枚の環境で調剤・監査・服薬指導を担当。2024年4月よりかかりつけ薬剤師として患者28名を担当し、残薬調整による医療費削減に貢献。管理薬剤師として薬剤師3名・医療事務2名のチームマネジメントも経験」といった形です。
病院からの転職
病院薬剤師は、チーム医療への参画、病棟業務、DI業務、院内製剤、TDM(治療薬物モニタリング)など、調剤薬局にはない専門性をアピールできるのが強みです。担当した診療科、病棟での薬学的介入の件数、医師への処方提案の実績、院内の委員会活動(感染制御チーム、NST、緩和ケアチームなど)への参加経験を具体的に記載しましょう。
DI業務に関心のある方は、DI薬剤師への転職ガイド|年収・仕事内容・未経験からのロードマップを徹底解説で詳しく解説していますので、参考にしてください。
ドラッグストアからの転職
ドラッグストア勤務の薬剤師は、調剤業務に加えてOTC医薬品の販売・カウンセリング、健康相談対応、売場マネジメントなど多面的な経験をアピールできます。とくに、調剤併設型店舗での調剤経験とOTC販売の両方をこなしてきた実績は、幅広い業態への応募時に強みになります。売上目標の達成率、店舗の数値管理、アルバイト・パートスタッフの育成経験なども、マネジメント力の証明として記載しましょう。
企業(製薬会社・CROなど)への転職
企業薬剤師を目指す場合は、薬局・病院での臨床経験をどう企業業務に活かせるかという”翻訳”が必要になります。MR、MSL(メディカルサイエンスリエゾン)、CRA(臨床開発モニター)、学術、薬事、PV(安全性情報管理)など、目指すポジションに合わせて経歴を再構成しましょう。たとえば、服薬指導の経験は「医療従事者とのコミュニケーション能力」、DI業務は「医薬品情報の収集・分析・発信スキル」として訴求できます。
企業薬剤師の職種や年収について詳しく知りたい方は、企業薬剤師への転職ガイド|職種一覧・年収相場・未経験からの成功法を徹底解説もあわせてお読みください。
採用担当者が教える「書類選考を通過する職務経歴書」5つの鉄則
ここまでの基本構成と業種別ポイントを押さえたうえで、さらに書類選考の通過率を高めるための鉄則を5つ紹介します。これらは、SNSやQ&Aサイトで発信している薬剤師採用担当者やキャリアアドバイザーの声をもとにまとめたものです。
鉄則1:数値は「結果」だけでなく「プロセス」とセットで書く
「処方箋枚数1日80枚」「薬剤師5名体制」といった数値は状況説明にはなりますが、あなたの能力を直接的に伝えるものではありません。採用担当者が知りたいのは、「その環境でどう工夫し、何を改善したか」です。処方箋枚数のような環境データは前提情報として簡潔に書き、そのうえで「待ち時間短縮のために処方監査フローを見直し、平均待ち時間を20分から12分に短縮した」のように、自分自身のアクションと成果を必ず加えましょう。
鉄則2:応募先に合わせて内容をカスタマイズする
職務経歴書は、すべての応募先に同じものを出すのではなく、応募先が求める人材像に合わせて強調する内容を調整しましょう。調剤薬局への応募なら処方科目の幅広さや在宅対応の実績を、病院への応募ならチーム医療の経験を前面に出すなど、優先順位を変えるだけで印象は大きく変わります。職務要約と自己PRの2箇所を応募先ごとにカスタマイズするだけでも効果的です。
鉄則3:見た目の読みやすさに徹底的にこだわる
内容がどれだけ素晴らしくても、レイアウトが読みづらければ最後まで読んでもらえません。フォントはMSゴシックやメイリオなどの読みやすい書体で統一し、文字サイズは10.5〜11ptを基本にしましょう。見出しの太字化、適度な余白の確保、項目間の罫線を意識するだけで、格段に印象が良くなります。A4用紙1〜2枚という分量を守ることも重要で、3枚以上になると「要点をまとめる力がない」と判断されるリスクがあります。
鉄則4:誤字脱字・表記ゆれは命取り
薬剤師は正確性が求められる職業です。職務経歴書の中に誤字脱字があると、「この人は調剤でもミスをするのでは」という不安を採用担当者に与えてしまいます。完成後は必ず声に出して読み返し、可能であれば第三者にもチェックしてもらいましょう。薬品名の正式名称、施設名の正確な表記、年月の整合性にもとくに注意が必要です。
鉄則5:転職エージェントの添削サービスを活用する
初めて職務経歴書を書く方や、自分の書き方に自信が持てない方は、薬剤師専門の転職エージェントが提供する書類添削サービスを積極的に活用してください。キャリアアドバイザーは採用側のニーズを熟知しており、あなたの経歴から効果的なアピールポイントを引き出してくれます。無料で利用できるサービスがほとんどですので、使わない手はありません。
薬剤師の職務経歴書でよくある失敗パターン
Q&Aサイトやキャリア相談の場で繰り返し見られる「やってしまいがちなミス」を把握しておくことで、致命的な失敗を防げます。ここでは代表的な5つのパターンを取り上げます。
失敗1:履歴書の内容をそのまま繰り返してしまう
「履歴書に書いた職歴を、そのまま職務経歴書にも書いてしまった」というケースは非常に多いです。履歴書はあくまで事実の一覧表であり、職務経歴書はその事実を掘り下げて「あなたならでは」のストーリーを伝えるものです。同じ情報の重複は紙面の無駄遣いであり、加点チャンスを逃すことになります。
失敗2:業務内容を箇条書きするだけで具体性がない
「調剤業務」「服薬指導」「在庫管理」「薬歴管理」と箇条書きするだけでは、すべての薬剤師に当てはまる内容であり、差別化になりません。各項目に「どんな患者層に」「どんな工夫をして」「どんな結果を出したか」の情報を付加しましょう。
失敗3:転職回数の多さをネガティブに見せてしまう
転職回数が多い場合、単に羅列するだけだと「長続きしない人」という印象を与えかねません。各転職の理由を前向きに説明し、「キャリアの一貫性」や「スキルの積み上げ」のストーリーとして見せる工夫が必要です。キャリア式の形式を採用して、スキル軸で整理する方法も有効です。
失敗4:自己PRが抽象的すぎる
「患者さまのために努力します」「チームワークを大切にしています」といった言葉は、そのまま書いても採用担当者の心には響きません。具体的なエピソード(いつ・どこで・何を・なぜ・どうやって・その結果どうなったか)を1つ添えるだけで、説得力がまったく変わります。
失敗5:提出方法のマナーを軽視する
郵送の場合は送付状(添え状)を同封し、A4サイズの書類が折れないよう角形2号の封筒を使用するのが基本マナーです。メールで提出する場合はPDF形式に変換し、ファイル名に氏名と書類名を入れましょう。こうした細部への気配りも、採用担当者は見ています。
【2026年最新】薬剤師の転職市場と職務経歴書の関係
職務経歴書の重要度が増している背景には、薬剤師の転職市場そのものの変化があります。ここでは最新の市場動向を踏まえて、職務経歴書に何を書くべきかを考えます。
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によれば、薬剤師を含む分類の有効求人倍率は2024年3月時点でパート除く3.38倍と高水準でしたが、2025年3月には3.24倍とやや低下しました。依然として売り手市場であることに変わりはないものの、「選別の時代」への移行が始まっています。大手調剤薬局・ドラッグストアでは中途採用を抑制する動きも出始めており、即戦力として活躍できることを書類で証明できるかどうかが、これまで以上に重要になっています。
この流れの中で、職務経歴書に盛り込むと評価が高まるのが、リフィル処方箋への対応経験、電子処方箋の運用実績、在宅医療・地域連携の取り組み、かかりつけ薬剤師としての実績、そしてマネジメント経験です。とくに30代以降の転職では、単なるプレイヤーとしての実績だけでなく、後輩育成や業務改善の推進者としての側面が評価されるケースが増えています。
年収アップを狙った転職を検討中の方は、薬剤師が転職で年収800万円を達成する方法|狙える職種・勤務地・キャリアパスを徹底解説も参考になるはずです。
こんな薬剤師にこそ読んでほしい
この記事の内容はとくに、以下のような状況にある薬剤師の方に役立つはずです。
初めて転職活動をする方で、職務経歴書をどう書き始めればいいか見当がつかないという方。調剤薬局・病院・ドラッグストアから異なる業態へキャリアチェンジを考えていて、自分の経験をどうアピールすればいいか悩んでいる方。転職回数が複数回あり、経歴をどう整理すれば好印象になるか不安な方。書類選考で何度か不合格になっており、原因を特定して改善したい方。ブランクがあるけれど復職したいと考えている方。こうした悩みのいずれかに心当たりがあれば、ぜひ本記事のポイントを自分の職務経歴書に反映してみてください。
時短勤務での転職を考えている方は、時短勤務で働きたい薬剤師の転職ガイド|制度・年収・雇用形態別の働き方とおすすめ転職エージェントを徹底解説【2026年最新】も参考にしてみてください。
転職エージェントの書類添削を活用するメリット
職務経歴書は自力で作成することもできますが、薬剤師専門の転職エージェントに添削を依頼することで、通過率を大幅に高められるケースがあります。その主なメリットを整理します。
まず、キャリアアドバイザーは応募先企業や薬局の内情を把握しているため、「この採用担当者はこういう人材を求めている」という具体的な情報に基づいたアドバイスを受けられます。自分では気づかなかった強みを引き出してもらえることも多く、「処方箋枚数しか書けることがないと思っていたが、実は在庫管理の工夫がアピールポイントだと教えてもらえた」という声はよく聞かれます。
また、書類全体の構成や表現の推敲だけでなく、テンプレートやフォーマットの提供を受けられるサービスも多いため、ゼロから体裁を整える手間が省けます。とくに転職活動を仕事と並行して進めている忙しい薬剤師にとって、この時間の節約は大きなメリットです。
職務経歴書の作成に役立つ書籍を探したい方は、Amazonで「薬剤師 転職 職務経歴書」を探すのも一つの方法です。
よくある質問(FAQ)
Q. 薬剤師の職務経歴書はA4何枚がベストですか?
A4用紙1〜2枚が目安です。経験年数が5年未満であれば1枚でまとめることも可能ですが、10年以上の経験がある場合は2枚が適切です。3枚以上になると冗長な印象を与えるため、優先度の低い情報は思い切って削りましょう。
Q. 手書きとパソコン作成、どちらがいいですか?
パソコン作成が基本です。手書きを指定されるケースはほぼなく、パソコンで作成したほうが読みやすさ・修正のしやすさの両面で圧倒的に有利です。WordまたはGoogleドキュメントで作成し、提出時にPDFへ変換するのがスマートな方法です。
Q. 職務経歴書に志望動機は書くべきですか?
必須ではありませんが、自己PRの中で志望動機に触れる形にすると効果的です。ただし、履歴書にも志望動機欄がある場合は内容が重複しないよう注意してください。職務経歴書では「自分の経験をどう活かせるか」という観点から書くと、履歴書の志望動機と自然に差別化できます。
Q. 転職回数が多い場合、どう書けばマイナス印象を避けられますか?
経歴を時系列ではなくスキル・テーマ別にまとめる「キャリア式」のフォーマットを検討してみてください。また、各転職の理由をネガティブに書かず、「専門性を高めるため」「在宅医療の経験を積むため」のように前向きなキャリア形成の文脈で説明することが大切です。
Q. ブランク期間がある場合はどう対処すべきですか?
ブランク期間を隠すのではなく、その間に何をしていたかを簡潔に記載しましょう。育児・介護が理由であればそのまま書いて問題ありません。その期間中に自己研鑽として学んだこと(e-ラーニング受講、認定資格の取得など)があれば、前向きなアピール材料になります。
Q. テンプレートやフォーマットはどこで入手できますか?
マイナビ薬剤師、薬キャリ、ファルマスタッフなどの薬剤師転職サイトで、薬剤師向けの職務経歴書テンプレートを無料ダウンロードできます。一般的な転職サイト(dodaやリクナビNEXT)のテンプレートをベースに、薬剤師特有の項目をカスタマイズする方法もあります。まずは使いやすいテンプレートを入手して、この記事で解説した内容を当てはめていくのが効率的です。
Q. 職務経歴書と一緒に提出が必要な書類はありますか?
一般的には履歴書とセットで提出します。郵送の場合は送付状(添え状)を同封し、角形2号の白い封筒を使用するのがビジネスマナーです。応募先によっては薬剤師免許のコピーや各種認定証の提出を求められることもありますので、募集要項を必ず確認しましょう。
まとめ:あなたの経験は、必ず職務経歴書で伝えきれる
薬剤師の職務経歴書は、単なる経歴の羅列ではなく、あなたの専門性と人間性を採用担当者に伝えるためのプレゼン資料です。2026年の転職市場は「量より質」の時代に突入しており、書類の完成度が選考結果を左右するケースはますます増えています。
この記事のポイントを振り返ると、まず基本構成(職務要約・職務経歴・活かせるスキル・保有資格・自己PR)をしっかり押さえること。次に、数値とプロセスをセットにした具体的な実績記載で差別化を図ること。そして、応募先に合わせたカスタマイズと、読みやすいレイアウトにこだわること。この3点を実践するだけで、職務経歴書の質は大きく向上します。
とくに初めて職務経歴書を書く方は、一人で悩まず転職エージェントの添削サービスを活用してみてください。薬剤師専門のキャリアアドバイザーに相談すれば、あなた自身では気づけなかった強みの引き出し方を教えてもらえるはずです。
転職活動全体のステップを確認したい方は、薬剤師の転職の流れを完全ガイド|準備から入職後まで7ステップで失敗しない進め方を徹底解説もぜひご覧ください。あなたの転職成功を応援しています。

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